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夏のはざかい期

全国百貨店協会の発表によると、6月の百貨店売上げは、5.5%増とプラスに転じたということだ。東京地区の婦人・紳士衣料にいたっては、12%以上の伸び。6月30日からスタートした夏のバーゲンの前倒しが最大の要因だろう。が、6月に売上げが伸びたということは、7月、8月の数字が減少する可能性もあり、これから秋もの(AW)の立ち上がりまで、どう集客して数字を作っていくかが、各販売店の”腕の見せどころ”でもある。
 弊社では毎週月曜日の週礼時に”1分間スピーチ”という時間を設けている。次週の司会者がお題を出し、全員が同じテーマを1分間で話すのだが、来週のお題は「夏セール期~AWまでの期間を上手に展開している店舗例」だ。こういうテーマは実際に店舗に足を運んでみないと分からないので、たぶん私も含めてスタッフ全員が商業施設めぐりをして、季節の端境期に有効な販促手法を検討しあう好テーマになるだろう。
 弊社は、インターネットを活用したショッピングセンターの販売支援サービスを提供している会社で、テナントの店長さんたちが自分のショップのホームページを更新できるCMSツールやメルマガの配信を通して販促のお手伝いをしている。
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この時期は「涼やか&バランスの夏メニュー」とか、今年話題の台湾スイーツ「雪花氷(シェ-ファーピン)」等各店が様々な商品紹介をしている。こうした商品をホームページで特集したり、メルマガで紹介すると売上が、150%以上伸びる。勿論、メルマガやホームページに掲載すればどんな商品でも売れるわけではない。商品自体に魅力がなければ、どんなメディアで紹介しても「売り」につながるわけではないので、商品ありきなのだが、テナント企業や店長さんがマーケットのニーズや競合状況、天候などさまざまな環境変化の中で工夫したり、開発した商品情報をリアルタイムでお客さまに伝える努力をどれだけ施設側はしているのだろうか?7月23日付けの日経流通新聞によると、「東京郊外にある郊外型百貨店の存在意義が問われている」だそうだ。存在意義が問われているのは、店舗戦略や商品政策の抜本的な見直しだけではなさそうだ。