テクノロジーが誘導する未知の世界

昨日はIT業界最大のビジネスフェアへ出かけた。特にWeb2.0マーケティングコーナーやCRMコーナーを中心に観て廻る。昨年より盛況で、展示ブースに溢れかえる人、ひと、ヒト…の波に圧され、じっくりデモを観るという状況ではなかったので、半日いても印象が薄い。
business.jpg
その中でも印象に残ったのは、ユーザーの嗜好や興味対象領域を、アクセスログを協調フィルタリングで解析、再構築して情報を推奨し、ページを自動生成して掲出する「サーチ&マッチング」システムの事例。アマゾンなどですでに馴染んではいるが、さらにショッピングや趣味、生活情報といった幅広い分野にまで編集領域を広げたサイト「ENJOY TOKYO」は、スゴイですね。
 もう、企画力や運営のノウハウが無くても、ひと月1憶ビューのアクセスを確保するサイトが構築されるんですね。「テクノロジー」が未知の世界を創造して見せてくれる時代に入ったという事なのでしょうが…。見せられるモノは見たくなくなる心理までは、テクノロジーでは解決できませんよ~って、私の立場では、不適切な感想かナ?