ここはどこ?

「ゆりかもめ」に乗るのが好きだ。東京に住んでいてもなかなか乗る機会がないのだけれど、久し振りに乗ってお台場へ行く。はた目から見れば、ただのおばさんがシートに座って景色を見ているように見えるだろうけど、実は心の中はルンルンなのだ。もし私に犬のようなシッポがついていたら右、左に尻尾ブンブン振ってご満悦になる位ご機嫌な状態だ。「未来世紀ブラジル」のヒーローならぬ「未来世紀お台場のふっちゃん」になって、未来都市を漂流しているような気分かナ。
 ところがそんなキッチュな気分に浸っているふっちゃんの耳に聞こえてきたのは、ハングル語、ドイツ語、中国語、台湾訛?の中国語、英語。「まるで外国に来たようだなあ」と戸惑いながらお台場へ着いてみると、「?」ここは「猿の惑星」!とカン違いしてしまうような景色に遭遇。
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「ここはどこ?」「自由の女神がお台場に?!」お台場って東京の観光スポットになっていたのね。ここにあるSCのお客様も半分位は外国人のように見え、夜ともなるとライトアップされたレインボーブリッジにさらに、観光客が続々と訪れ、記念撮影をしたり楽しそうだ。
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知らない現実がこんな足元にあるんだなあっと、改めて時代の変化を実感し、犬も歩けば棒にあたる1日でした。