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消費者と配信者双方の「トクするクーポン」

【損じゃない得の提供を】
それでも「子育て世代」は消費意欲の旺盛さは他の世代にひけをとらないか、若しくは勝っているかもしれません。また生活に密着した購買行動はファッションに偏る事なく実に多様で、話題性にも敏感です。気になるアイテムをネットでチェックしたり、口コミしたり、ワイドショーに影響される人口も少なくないでしょう。
様々な情報(媒体)に接触している消費者にとって、様々な角度から 「商品」を吟味し検討する様に、情報(媒体)の価値判断も「自分に有益な情報を提供してくれる事」で、その有用性の基準のひとつに「お得である」事が挙げられるのだと考えられます。
「それでも、割引で引きつけるのは本意でない」「チェーン展開しているしOFFは難しい」等々ディベロッパー側やショップでも割引に対する考え方は様々あるに違いありません。
そこでぜひ「損じゃない得」を提供してみましょう。お客様の求める「お得」は、決して「プロパーから値下げされた金額での商品の購入」 だけではありません。実際に、弊社が担当させていただいているSCで活用された以下の例をご紹介します。
・(リフレクソロジー)リラクゼーション5分延長クーポン
・(ファッション)パンツのお直し代金サービスクーポン
・(美容室)トリートメント無料クーポン
・(レストラン)2時間飲み放題を3時間に無料で延長
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この様な単なる「値引き」ではない「クーポン」は、「クーポン」を超えた細やかな販売促進と言え、店舗の利用にサービスに付加価値を与えてくれるでしょう。
【工夫をこらした得の提供を】
また「損じゃない」とは言えなくとも「結果から見ればプラスになる」と考えていただき、「割引」を提供する手法も考えられます。
・(レストラン)14時から17時まで限定 ○○をサービス
・(レストラン)忘・新年会早期ご予約でデザートサービス
・(カルチャースクール)期間限定入会費無料クーポン
こういったアイドルタイムを利用したクーポンや早割の提供で、結果的に機会ロスを減らす事に繋がります。弊社CMS「SES」では、ショップのフェアなどに連動して自店でタイムリーにクーポン情報の掲出が行えます。
掲出した情報はメールマガジン受信者にはもちろんRSS登録者にも配信され、お客様はモバイルの提示でサービスを受ける事ができます。
この様なタイムリーな情報発信はネットならではと言え、消費者にも「ぐるなび」や「マクドナルド」のネット(モバイル)クーポンが既に浸透している様に、今後ますます拡大していくことと思われます。
【集積で魅せる「お得」を】
大手フリーペーパーが多くの人に見られている理由の一つに、その「情報量」もあると考えられます。
いつも同じ店舗が2~3店舗掲載されているフリーペーパーを好んで見るでしょうか?また、「お得感」は、その内容もさることながら「情報が集積していること」で増すものとも思われます。「お得なクーポン掲載中!」と誘導されて、2、3の掲載にがっかりした記憶がある方も多いはずです。工夫を凝らしたサービスが継続的に提供されている様にお客様に印象づける事が出来れば、よりSCの印象も強くなります。
競合店との差別化や更なる来店促進は、どの店舗も課題であることと思います。「クーポン」=「割引」と考えず、販売促進の一環として取り組む事で消費者のニーズに応える事となります。人間の深層心理
が「他人よりもトクしたい!」という点である訳ですから、難しく捉えず、お客様に「得をしたと印象づけさせること」だと考え方をスイッチ し、館全体で取り組んでみてはいかがでしょうか。
前回のレポートで、 経常販促に連動してある期間クーポンサービスを展開したところ、サービス利用者がホットペッパーなど情報誌の回収の5倍を上回ったとご紹介した例の様に、店頭とネットが相乗効果をあげられる仕掛け作り「消費者と配信者双方の「トクするクーポン」」を!
まだまだ工夫できる点は多そうです。