WEB販促アーカイブ > 今月の気になる数字

116.2% と73.3%

今やモバイルサイトを開設し、メルマガを発行することは販促活動として当たり前のようになった。だから受け取るメルマガも、日々増えてきてちょっと油断するとメールフォルダーがすぐいっぱいになる。だが、受取るメールが増えてくると、その数量の多さに麻痺して、開封するメールは段々少なくなっていくように思う。だからこそメルマガは配信数量より開封率、クリック率の高さを物差しにしないと、本当の意味での販促には繋がらない。
 
そこで今回は開封率とクリック率を上げ、販促に活かすためにどのような点に留意したらいいかを取り上げてみたい。メルマガを配信するにあたって、活用の基本をまず整理しておきたい。
▼メルマガ効果測定の参考値
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【メルマガ利用の基礎知識は?】
1)テキストメールとHTMLでは、HTMLメールの方が開封率が高い。
2)PC用メルマガとモバイル用メルマガは、使われ方が違うので、コンテンツはそれぞれ分けて作成する。(同じコンテンツを両方に使用するのは、効果薄)
3)PCよりモバイルの方が、メルマガ利用者は増加
4)モバイルメルマガを配信するためには、モバイルサイトの充実が不可欠
【モバイル・メルマガを作成する時のポイントは?】
1)受信したメールがどこから配信されたものか、一目で分かるようにアドレスやタイトルを設定する。
2)毎回同じタイトルで配信しない(モバイルメールは他メディアより受信する回数が多いので、毎回同じタイトルだと本文を読む前に「削除」される可能性が高い。以外と毎回同じタイトルで配信されるメールが多いデス)
3)タイトルは全角10文字以内、半角なら20文字以内でアピールできるコピーを作成
(カタカナは全角でなく半角で表記すると文字数が増えるので、内容が伝わりやすい)
4)文章というよりは、キャッチコピー作成、箇所書き感覚で作成
5)デコメや飾り文字で装飾を工夫するより、基本はタイトルと本文3行目までの文字勝負(季節の挨拶文や感謝を示すコピーより、主題が分かりやすく魅力的であることが大事)
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※AタイプとBタイプではどちらにアイキャッチ力が強いか、ちょっとした工夫で視読率が上がります。
6)他社のメルマガを受信し、傾向と対策を常に考慮する
7)本文は3行位でまとめるようにリライトし、分かりやすく表現
8)サイトへ誘導するためには、お知らせしたい内容を小出しにするテクニックも活用
9)モバイルメールもHTML形式の方が情報到達率が高いので、ショートメール等と組合せて活用する
※HTMLメールはURLの記載を省略できるので、テキストメールよりモニター内に、より多くの情報を掲出でき、クリック率がUP
10)最後にモバイルメールは紙メディアとの相性がよいので、他メディアとの併用も合わせて活用するとより効果的
【モバイルはどんな販促にむいているの?】
1)イベントなどの集客告知
2)新商品ニュース、新入荷などのニュース告知
3)コンテンスト、コメントなど応募形式の参加型広報PR
4)バーゲン、割引優待などの告知
5)クーポン、優待などの告知、利用者制限ツール(端末)としての利用
6)アンケートなどの調査
手軽で移動中の操作が可能等の特性を背景に、上記のような広報、プロモーションツールとしてモバイルは、その成果を発揮する。しかし、より詳細な商品性質や繊細な商品特徴などをPRするには、十分とはいえない。そういう場合は、紙メディアやTVなど他媒体と併用することによって、より効果を発揮できるツールといえよう。モバイルを活用する人は、新聞折り込み等紙媒体からの情報収集にも積極的であるという傾向も見られるから、メディアミックスに配慮する。
【これからの課題は?】
これだけ、日常的な端末として普及しているので、敢えて「モバイル会員」、「ネット会員」などの呼称で扱う必要もなくなってきている。これからは、
「折込広告、販促チラシ→携帯サイトへの誘導」ではなく、
「携帯サイト→折込広告、販促チラシによる、より詳細な商品情報への誘導」という構図が主流になるかもしれない。さらに今後の課題としては次のような事が挙げられる。
1)50代以降の年齢層の開拓と利用促進
2)単なる情報収集メディア→プロモーションツールとしての活用を浸透させる
3)フェリカなどの技術を活用した認証機能、決済機能を利用して新しい販促モデルの開発
最後に携帯サイトやメルマガは、あくまでもメディアでありツールであるから、伝達方法を変えたからといって、集客力が向上したり、売上が増加するわけではない。こうした手段を駆使して節約できた時間や経費は、企画力の向上や、MDの強化、販売力のUPへ活用され、お客様満足度を上げられるようお役にたっていきたい。