最近話題の、「シェアする」(共有)って?

そもそもソーシャルメディアとは?
「誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設計されたメディアである。つまり、ブログやtwitterのつぶやきのような一方方向のひとり言を多くの人々に伝えることによって、多数の人々が参加する双方向的な会話へと作り替える。」(wikipediaより)

mixiは2,000万人、twitterは1億6000万人、facebookは5億人と、
個々のソーシャルサービスはユーザー数を順調に伸ばしています。
このユーザー数を利用しない手は無く、
ソーシャルメディアと連携できるツールがぞくぞくと発表になっています。

それぞれのソーシャルメディアは大小のコミュニティを持ち、つながっています。
そのコミュニティへの情報伝達の流れとしては、(大雑把に言うと)
1人が情報をシェア(共有)すると、その人と関わりのあるコミュニティ内で
その情報が口コミとなりどんどん広がっていく、というものです。
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そのソーシャルメディアとの連携の事例として、「シェア(共有)ボタン」があります。
各ページにそれぞれのソーシャルメディアで提供の「シェア(共有)ボタン」を設置し、
ページに興味を持ったひとりが発言すれば、その情報をソーシャルメディアのコミュニティ間で『シェア(共有)』できます。
設置すればある意味勝手に口コミを広げてくれる、という便利なツールです。
※導入方法は、下記、公式サイトをご覧ください。

★facebook-いいね!ボタン
http://developers.facebook.com/docs/reference/plugins/like
★twitter-ツイートボタン
http://twitter.com/about/resources/tweetbutton
★mixi-チェックボタン
http://developer.mixi.co.jp/connect/mixi_plugin/mixi_check/spec_mixi_check
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実際の利用方法としては、ブログ記事に個々で発言できるように設置したり、
商業施設のサイトでは季節の特集やイベントの告知ページなどに設置して
情報を共有してもらう、といった利用方法になります。
特に商業施設の場合、閲覧しているユーザーはその商業施設の情報を知りたいと思っている方が多いわけですから、
各ソーシャルメディアでのコミュニティの人たちも同じ趣味趣向、
或いは近郊に住んでいる方が多くいると予想され、
情報を知らせたい人にピンポイントに届く可能性が高くなります。

この他にも、直接的に「Twitter」のツイートを表示できる枠を設置できたり、
「facebook」のお気に入りを表示できたりと、
簡単にソーシャルメディアとつながることが出来るツールが多数提供されています。
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新しいツールというのはどうしても、導入に検討が必要だったり、
デザイン上でも再構築しないといけなかったりと、二の足を踏むことが多々あると思います。
今回ご紹介したツールは、ソーシャルメディアのユーザー・機能を簡単に使うことが出来ますので、
まずはこちらから始められると良いと思います。

また、今後本格的にソーシャルメディアと連携して販促に生かしていきたい、という場合は、
外部への露出及びユーザー間の口コミももちろん重要ですが、
実際に発信元が例えばTwitterアカウントを取得してつぶやいてフォロワーを増やしたり、
或いはイベント実施前までに盛り上げてくれるユーザーを募ったり・・・
さらにソーシャルメディアを有効的に活用していく必要があります。

(今回はデザインとは少し違う視点でお届けしました。)