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近江-その先へ

先週行ったら、無印良品店で本を売っていた。商売柄、無関心ではいられないので、どんな本を売っているのだろうと何げなく眺めていると、[志村ふくみ]さんの本に目が留まる。

星野道夫さんがアラスカで愛読していた染織家・志村さんの本。1冊購入して帰る。
「白のままでは生きられない 志村ふくみの言葉」。(確か二人は会っていたはず・・)

家へ帰ってさっそく読んでみると、出身地が近江の方で、離婚後実家近江に戻り染色活動を始め、三十余年創作の場を平安貴族の遊場であった近江中院町で暮らす。そして現在も[平安の色]を追い求めて創作活動を続ける、とある。
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何故かこの数年、私的興味のあるもの全てが「近江」に繋がっていく。森澄雄氏、井上靖氏、芭蕉、西行・・・高月十一面観音像等など。
偶然なのか、必然なのか分からないが、すべての道が近江に通ずって感じなのだ。近江なのか平安なのかまだ自分でも輪郭が見えないが不思議と拡がる連鎖が近江を起点にする。今年2度目の近江詣では新緑の候。石道寺跡で、萌芽の空気を吸っていた時、うぐいすが啼いた。
何があるんだろう? 自分は何を見たいのだろう。しばらく導かれるままに、近江詣では続くだろう。その先にあるものは・・・・?
・・・やっぱり・・・「未来」?