パリジェンヌがカッコイイ理由☆

久しぶりのパリ!やっぱりこの街は、人の気分をロマンチックにしてくれる街。おしゃれでフレッシュな生活感覚が息づき、いつ来ても新しい。30年前の初渡航時から、パリジェンヌの粋なファッションは憧れの的だった。
そんなに背丈は高くないけど、すれ違う女性ひとり一人が小粋でかっこよくて、ヘアスタイルまで真似したものだ。今回もパリジェンヌのカッコよさ変わらなかった。ただ行き交う女性の肌の色は、有色人種が圧倒的多数を占め、なかなか白人のパリジェンヌには出会えませんでした。あらゆる人種の坩堝と化したパリには、マッコト!驚きました。
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今、パリジェンヌのリアルスタイルは、スキ二―にフラットシューズ。ボディコンシャスのポイントは足首にあるんだな。全体としての印象がすっきりしていて、また歩き方がカッコいい!!大股で膝を曲げずに速足で歩くパリジェンヌの姿にうっとり。肌の色は違えど、この歩き方はパリに住む人達に遺伝子のように受け継がれているんですね!
不動のトレンド発信基地「パリ」は、最旬のリアルブランドが常にアップロードされている。新旧の新陳代謝があるからこそ不動なんでしょうね。作る人と着る人。この2層が存在しなければとっくにパリは、ただ古めかしい街になっていたはず。おしゃれのセンスはこの「パリ」という街が授けて、磨かれるのかもしれない。一見何気ない定番のニットやシャツなんだけど、着丈や衿の形、袖丈が絶妙なカーブや細心の心配りが施されていて、「カワイイ」「オシャレ」を連発。
旬ブランドの「セッスン」「トムセン」等など、ハイブランドから独立した新進気鋭のデザイナー達が立ち上げたショップが溢れているプランタン。売場から離れる事がなかなか出来なかった。久しぶりにショッピングで興奮した!!
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写真はシャネル、S・リキエルブランド靴部門でキャリアを積んだデザイナーが独立して初めて出店したサンジェルマン・デ・プレ近くの「Jancovek」
エスタブリッシュされたパリモード界からしっかり受け継いだ技術とセンスを、自分の世界感で表現するニューブランドの星です。
作り手も、買い手も自分達の世界感をパリモードに創造できる楽しさが、この街には溢れている。とんがったコンセプトを楽しむ新しさへの確かな目線が、パリジェンヌをカッコよくしているんですね。今回の旅は、カッコよさの真髄が住民の肌の色を越えて引き継がれる「パリ」という街の魅力を、ファッションから強く感じました。Je suis splendide!
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