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遅ればせながら、ご挨拶

年々お正月気分が薄れて、年始の挨拶もしない内に松が明けてしまいました。改めまして、今年もよろしくお願いいたします。

さて、ショッピングの現場は福袋・セールからラストセールへと変わってきています。日経新聞によると、セール後発組(ルミネや伊勢丹など)の売上業績は2ケタ伸びだとか・・、マクロ的にみると高級ブランド品が牽引していると解説されていますが、あまり実感がわきません。セール開始を遅らせた商業施設では、初売りムードを盛り上げるさまざまな商品計画や実に細やかな販促の工夫があり、数字を作る戦術がしっかり備えられていたとおもいました。またミクロの現場視察から感じたことは、「セール」より「福袋」に軸足を据えた販売を展開している施設がよかったような印象を持っています。

これだけ商業施設が増え、ECサイト等購入チャンネルも多様化し、生活風習も変化してきているわけですから、今までの手法では時代遅れ感が否めません。消費者のニーズの変化は、ホームページへの検索流入ワードからも、ある程度把握することができます。「福袋」は「セール」の流入数の12倍もあります。しかもスマホが主流になっているので、出かける前の事前調べより、当日初売りの売り場から「どの店の福袋がアタリ?」「在庫はまだある?」・・・などと検索して行動する傾向。また買った福袋の中身をその場で撮影して公開している「まとめサイト」の台頭が特徴的でした。ペーパーレス化がどんどん加速されています。webソーシャルの活用が益々本格化することになりますね。ある意味怖い時代になりました。

salegap2014

一方「価格」への信頼感が失われてきているのも、気になる傾向です。バーゲンセールより福袋の方が期待感が高いということもそうですし、会員特典やポイントカード特典、あるいはECサイトの夜間割引サービスなど。今時「プロパー商品はプロパー時期に買わない方が賢明」という定説?まで常識になっているように思えます。
値下げごとに二重、三重価格になり、さらに店頭クーポンで10%~50%OFF。その上メルマガ会員だとさらに10%OFF。一見お得ではありますが、初期値が10,000円だったものが3か月後に1,000円になるようなことが日常化するなら、誰でもその店の商品価値に不信感を持ってしまうのではないでしょうか?priceって企業のprideでもあると思うのですが・・。

また、ポイントカードや会員特典、メルマガ特典、マイレージ特典、セールなど様々な特典が提供されています。正直私なぞは、複雑すぎて使う機会を失してしまうことしばしばです。もう面倒くさいから「NISA」を活用しようかな・・な~んて思っています。今年のお正月TVを見てると、一番コマーシャルが多かったのは、「NISA」でしたね。調べてみると株主特典のある商業施設株って結構あるんですね。さすがにグローバル企業株はこういう優待を提供していませんが、日本のデパートやSCはその企業の株を購入すると、購入時に10%OFFの特典を提供しているところがあるんですね~。自分にとってもお得だし、そういうところに配慮したサービスを提供している日本企業を応援することにもなるから、一挙両得!?

メディアが多様化し複数の購買チャネルが増え、サービスが複雑化すると逆に利用が面倒になるという逆効果が生まれているかもしれません。サービスはシンプルで便利に使えるのが結局のところ一番利用されるのかもしれません。

この4月には消費税UPで、消費はどれくらい影響を受けるか?税抜表示か税込表示かで、売上が左右される企業、されない企業。プライスに企業のプライドをかけた評価が、消費者から示される1年になるような気がします。2014年は「price conscious」そんな1年になるのかなあ・・・。年初めにそんな感想を持ちました。

新しいサービスを弊社も今年は紹介していきたいと計画しております。どうぞ、本年もご指導、ご鞭撻のほどお願いいたします。

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