第30回 八丁堀てくてくガイド「墨田川テラスからみえる水位観測所塔」

最近「八丁堀てくてくガイドを見てますよ~♪」と声をかけられ、ますます取材に気合が入る取材班です^^

さて、今回はこの写真の▽棟をご紹介したいんですが、皆さん!なんだか分かりますか?
ここ八丁堀は、潮の満ち引きで時刻を感じることができるエリアというのがヒントです^^

水位観測所

これは、八丁堀近くにある墨田川テラスからみえる水位観測所塔なんです。日本の高さの基準は江戸時代から明治にかけて江戸湾の中心だった、ここ隅田川と亀島川が合流地点に設置された水位観測塔によって決められたそうです。
明治6年から12年の間、ここ八丁堀近くの霊岸島(隅田川と亀島川が合流地点)で測定した東京湾の潮位の平均値を標高0メートルとしたそうです。よく「標高○○m」とかいう時の海抜は、この水準原点の高さを基点としているんですって。

(その後、埋め立てや都市化による降雨による水位への影響が顕著になってきたため、現在は三浦半島油壺(神奈川県三浦市)が基点になっているそうですが・・)

干潮時には、よ~く見ると「ふじ壺」がビッシリ付いている所と付いていない境目が発見できます。そこのあたりが日本の高さの原点なんでしょうね♪
午後2時から3時頃に行くと見れますよ♪

霊岸島水位観測所はこの辺り↓
https://www.cmrc.co.jp/tektek/
(墨田川沿いのテラスから見ることができます)

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