神楽坂の新しい風「ラ カグ」

この土日は、電車に乗っていても、街を歩いていても仮装した人達に出会ってドッキリ^^
ハロウィンイベントもすっかり定着しましたね♪

さて、去る10月10日にオープンした神楽坂にある「la kagu(ラカグ)」へ行って来ました。
サザビーリーグと新潮社による「”衣食住+知”の新商業施設」という宣伝コピーを目にされた方も多いのでは・・。

lakagu外装

もともとは、1969年に建てられた新潮社の書庫(敷地面積388坪で2層)だったそうです。建築設計は隈研吾氏が担当し、神楽坂の新しいランドマークになりそうな賑わいを見せています。

神楽洋服

神楽食堂

1階にはウエア、日用雑貨、カフェ。2階にはメンズウエア、家具、本に加え、ワークショップやセミナーなどが開催されるスペースが併設されています。オープン直後は、新潮文庫創刊100年を記念して、現在出版されている3,000冊の文庫本が陳列されていて、圧巻でした。もちろん販売しています。

神楽書棚

文庫書棚
企画プロデュースはサザビーリーグということですが、コーナーごとにキュレーターという役割のコンセプトメーカーが参加していて、こだわりの衣食住空間が提供されています。(この頃、商業施設の開発にキュレーターという役割の職種の人が参加する事が多いです)

室内の空間はとても柔らかい雰囲気なんですが、陳列什器がごっつい感じだったので、聞いてみましたら、40年前から倉庫で使われていた書棚だそうです。この重厚感を与える陳列棚が、単に新しいだけではない過去から脈々と継承されてきた企業文化を印象的に表現していました。

こうした企業のリソースの考え方そのものに「知的」なインスパイアを受けます。「本」の出版会社が「本」の整理術や書棚の提案する。ありそうでなかった新しい風を感じました♪
(※写真は許可を得て撮影したものです)

「la kagu(ラカグ)」公式サイト>>

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