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今年もお世話になりました☆

今年も残すところ、あと数日となり、私なりに今年を振り返っています。この1年間、あまりにも大きな事象が洪水のように溢れ出て、正直それらを総括することが難しい年の瀬。IT、流通、不動産など当社の事業領域を見ても、SCのオンラインショップの開設、デパートの不動産事業化、訪日外国人の増加・・、AIを活用した商品開発や接客・販売の無人店舗などこれらの事象が将来どのように発展あるいは進化していくのでしょうか?

SNSやLINEなどのコミニュケーションツールの台頭によって、販促の手法もかなり複雑化し、過去の手法が参考にならない時代になりました。こういう時期だからこそ、これからの方向性を標することが求められるのだと思いますが、同時期に多発している現象を追いかけていると、迷路に入り込んだしまい活路が見いだせなくなるジレンマを抱えてしまいます。技術やリテラシーの進歩が速すぎて「変化」が分かりにくい時代なのかもしれません。

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一つ言えることは、「マスマーケティング→パーソナルマーケティング」の時代になったということだと思います。

年齢、性別、居住地や独身、既婚などの消費者属性を捉えて、ターゲティングするという戦術は、消費者ニーズを吸収できなくなってきてると思います。個人情報を収集しなくても、消費者の属性をGPSや購買履歴、web利用履歴、検索ワードなどから対象消費者にリーチできるサービスや手法が生まれています。あるスーツメーカーでは、全顧客ごとにそれぞれその顧客に合わせたメールを配信し、売上CVを向上させているそうです。

例えば、今年流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」で話題になった、Instagramのアクティブ率は、84.7%。日本のアクティブユーザーは2,000万人(2017.10月)、海外では8億人に増加。

インスタ年齢

なんらかのSNSを利用されていると思いますが、SNSは一人ひとりが閲覧しているコンテンツも広告も違いますよね。私などは高齢者なので広告は殆ど流れてきません。自ら、かなり努力してアクションを起こしていかないと、PR対象者としてはターゲティングされないお年頃だからでしょう。パーソナルマーケティングができるメディアなのに、「年齢」「性別」というこれまでの枠を超えた活用をしないのは、もったいないですね。ファッションや旅行、インテリアなど消費意欲が旺盛なのは、若い世代より熟年層。利用ツールは「デジタル」でも、発想は「アナログ」のままという状態に陥てないでしょうか?

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※上記の広告は30代Aさん(女性)のインスタに配信されている広告。

60代の広告

※60代Aさん(女性)のインスタ広告((;´д`)トホホ)

オンラインチャンネルのポイントは、消費者一人ひとりの購買履歴を把握できるところです。性別や年齢に偏らないユーザー情報をスクリューニングをしていけば、よりマッチングした消費者にリーチでき、CVを上げていくことができます。オンラインマーケットのポテンシャルは益々広がっていくでしょう。また、オンラインでのサービスは物販のみに留まらず、これまで店頭へ来ないと購入できなかった「サービス」系のジャンルがどんどん進出しています。クリーニングやリフォーム、印鑑、ケータリング食品、金融、旅行など、ネットで予約してこうしたサービス利用されている方も増えているのではないでしょうか?

それならば、リアル商業施設はどのような魅力作りをしていけばいいのか?IT技術の進歩 によるメディアとそのリテラシーの変化は、今後、想像を超えた世界へ私たちを導いていくことでしょう。しっかり利用者分析を踏まえて、新しい知識や技術を体系化し、チャレンジしながら、その魅力を届けていかなければなりません。私たちの足元にある「宝探し」をもう一度見直す必要があるのではないでしょうか?

どんなにIT技術が進歩しても、「記憶」と「記録」の違いは明確にあり、知性の基盤をどこに置くかで、未来図は変わってくるのではないでしょうか? ただ迷ってばかりいるのではなく、トライ&エラーを繰りかえして挑戦し、主体的に新しい手法を作り出していきたいものです。マクロ的なトレンドとミクロな消費ニーズと、これらに横串を通せるような手法が創造できたらいいですね。

こんな独り言のような内容で、今年を締めくくるのは恐縮ですが、皆さんと一緒に考え、新しい工夫を作っていきたいと願っています。どうそ来年もよろしくお願いいたします。佳いお歳をお迎えください。

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