SCで買うものが変わった♪

3月からおちょこ一杯の晩酌を始めた鈴木です。

遺伝だと思うのですが、アルコール類は全く受付けなかったので、「酒に酔う」という感覚がどんなものなのか知らずに、人生の大半を過ごしてきました。もったいなかったなあ♪

「おちょこ一杯では、晩酌とは言わないよ」と友人や同僚にからかわれるのですが、もう充分酔える燃費の良さ。毎日飲んでいるので、この頃は飲まないと1日が終わった気がしない。アル中でしょうか ?(こごだけの話だけども、酒はうまいなあ^^)そして、いろんな事象への気づきをたくさんもらっています^^

春はSCの開業やリニューアルが相次ぎ、視察へ行く機会が増えましたが、自然と足が「酒販店」へ向いてしまいます。ビックカメラへ行っても家電売り場より酒売り場での滞在時間が長くなってしまう。そして当然の成り行きで、両手に酒瓶をぶら下げて帰るという買い物パターンになり、SCで買うものが変わってしまいました。

そういう嗜好の変化からなのか、気になったのは、酒販売とショットバー併設のお店が増えている?日本酒に限らず木内酒造の「常陸野ビアラボ」のようなカフェ併設の新業態だったり、サンマルクのようにベーカリーとカフェなどカテゴリーを超えたEat・Drink+Shoppingのお店があちこちで増えていますね。

こういう新業態をwebサイトで、お客様にどのように紹介していくか?ショップのカテゴリーは1つという前提で設計してきたこれまでのData Base構造を変更すればいいのですが、これが簡単なようで実は、結構大変なんですね~。出店しているテナント企業の進化にwebサイトが追いつけていない。別の角度からみれば、日本の「もの作り」や「販売/小売店」の底力や逞しさを感じて、痛快でもあります。設計やユーザビリティ向上の発想原点は、やはり現場リサーチにありますヽ(=´▽`=)ノ

また、酒の国内マーケットは女性が牽引しているそうですが、海外需要も伸長しています。木内酒造の売上割合は海外の方が高いのだとか。東京駅グランルーフの「常陸野ビアラボ」、私が行った時は、外国人ばかりでした。グランスタ丸の内の「Eataly」も外国のお客様が半数以上。またカレー屋さんはどこのSCにも出店していますが、そのほとんどがネパール人が経営するカレー屋さんですね。お客様は観光客とは限らないそうです。そこで働くスタッフの友達や家族が連日来店されるとか・・、外国籍のお客様をどうSCの店頭へ呼び寄せるか?これも大きな課題です。オリンピックへ向けて「売場の進化」と「サイトのグローバル化」への対応を急ピッチで進めていかなければなりません。

・弊社開発「SES」は、次のバージョンアップで外国人来街者からのサイト集客のための動線を作ります。

・外国籍の人の検索エンジン対策を強化します。

この夏にはその対策含め一部リリースできるよう準備を進めておりますので、ご期待ください。