コマースレポート

ウェブマーケティングの現場から

再来店を促すメルマガの取組

  • 更新日時:2009年01月26日
  • 担当:杉浦

SC販促において、固定ファンによるリピート促進、年間の買上額アップを図る仕掛けが求められています。来店されるお客様を囲い込み、他に行かせないためには、自宅のポストよりも身近なツールである携帯や、PCを今こそ!真剣に活用すべき時が来たと言えます。

【ネットをコミュニケーション手段として活用する】
ネットは「パブリックリレーション(PR)」に向いているという意見があります。
持続的または長期的に利用者とコミュニケーションをとる手段としては、ネットは他のメディアよりずっと適した媒体であると言えるからです。
すでにSCの顧客層にとっては、知りたい情報を入手したり、逆に他人に広めたりなど日常的に接触していることが、アクセスログや検索キーワードなどから分かっています。
ましてやメールフォルダに入ってくる「メルマガ」は、タイトルや文面次第で、思わず友人のメールの様に親しみを感じてクリックしてしまう等、受信者にとって情報を受け入れる下地ができている媒体です。

インターネットが一般に浸透するまでは、目新しい販促ツールとして認知拡大のキャンペーンや、賑やかし的な役割で活用される向きもありました。しかし小商圏、特定顧客の来店頻度アップを目指す
今後のSCにおいて、PC、携帯電話というツールを使った密着できるコミュニケーション手段に改めて着目して欲しいと思います。

【メルマガ会員資産の活用を!】
メールマガジンを配信している企業が多くなっていますが、「本気で活用しよう」としているかといえばそうでないところも多いでしょう。また、簡易に導入できるASPサービスなどを利用して「とりあえず・・」配信しているシチュエーションもなきにしもあらずではないでしょうか?
私たちが日頃受信しているメルマガの中でも、はじめはメールが欲しくて登録したのに、「よく見るメール」と「全く見ないもの」とに分かれていることが分かります。

メルマガ会員はせっかく持っている資産ですから、これを活用しない手はありません。メルマガ販促を成功させるステップを考えてみたいと思います。

【当たり前だけどできてない?メルマガ販促を成功させるステップ】
<ステップ-1>
①より多くの来店客にメルマガ登録を促す
②開かれる(見られる)メルマガを送る
当たり前ですが、「来店頻度の高いお客様により多く」「見られるメルマガを送る」事ができれば、来店促進の大きなきっかけになります。

<ステップ-2>
③メルマガの受けである情報を(HPに)用意する
Aステップがうまくいけば、かなりの販促効果を享受できると思いますが、よく行くショップのメルマガ、興味あるからクリックするけど「中身ないよね~」じゃ次回は見てもらえません。

<ステップ-3>
④開封、クリックの分析を行いステップ-1-②に活かす
センセーショナルなメルマガタイトルなどで一時的な開封率アップは望めますが、継続的な販促効果をもたらすには1番には内容ありきですが、2番目には利用状況のチェックそして次回への反映です。

私たちが日常感じる中でも、実際にはショップはシーズンごとの様々なMDを展開しており、ステップ-2の中身に関する情報をたくさんもっているのです。
しかし、残念な事になかなか消費者にまでそれが伝わっておらず、これまでの手法だと店舗単位ではDM以外に伝える手段を持っていません。
今年の初売り概況を見ても不景気を反映し、バーゲン期の客数はそれほど落ちていないものの客単価が減少したり、来てはみたけど買わない、などでレジ客数の減少が見られます。
取り扱い商品が高額だったり、ミセスの取り扱い店舗は、買上金額の高いお客様の来店頻度ダウンなどで直接の影響を受けています。

私たちは単純にメールマガジンを配信するのではなく、ステップ1~3を一連の作業として実践し、結果を検証しなければなりません。そして店頭でのMD企画をもれなくお客様に伝えられる様、提案を行ったりショップに働きかけ、店舗はもちろんSC全体の固定ファン作りに貢献していきたいと思っています。

担当紹介
鈴木
株式会社コマースデザインプロダクト代表。31年間流通、マーケティング・SP業界に携わる。プライバシーコンサルタント資格取得。
杉浦
チーフディレクター。百貨店での主任経験を生かし、サイトディレクターとして活躍中。現在3歳の子供の子育て奮闘中。
大河内
チーフデザイナー。販促効果、ユーザビリティ、SEOを反映させた総合的デザインをクリエイト。趣味は美術館めぐり。
片倉
担当のSCを持ち集客を上げるために切磋琢磨。バイクに乗っての気分転換は欠かせません。
山田
Eコマースサイトの運用キャリアを経てCMSの企画、設計、システム運用を担当。休日の趣味は浅草探訪。
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