コマースレポート

ウェブマーケティングの現場から

そのメルマガは読まれている?開封されるメールマガジンとは?

  • 更新日時:2008年07月11日
  • 担当:杉浦

メールマガジンは今や当たり前の情報媒体として消費者に深く浸透しています。メルマガは、サービスや商品に興味を持ったお客様が情報を得るために自ら架けた「情報交換の橋」。 配信したメルマガが果たして消費者のニーズに沿っているのかいないのか?今一歩斬り込んでみる必要がありそうです。

1)タイトルが重要
~タイトルで変動する、開封率~
せっかく架けられた顧客との「橋」を、行き来できるものにしていく為にはどうしたらよいのでしょうか?
まずは開封率を上げるために、マーケティングの視点からあれやこれやと分析を重ね、曜日や時間帯等、配信タイミングに工夫を凝らしているのはどの配信者も同じことでしょう。

これらを検討した上でメルマガタイトルに○○様と受信者の名前を入れる例で見られるように、目を引く、アイキャッチなタイトルは高開封率獲得のキーポイントとなります。
まずは受信者の数多くある登録メールマガジンの中から、なんとか目立つ事で「まとめてゴミ箱行き」の難を免れる結果に繋がります。(日経BP社の調査によると、一人当たりのメルマガ登録は平均15.6通だそうです)

~その成功例~
これまでの弊社が配信を代行しているメルマガを例にとって見てみます。
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「当選者発表!」など以前からタイトルにつけることにより開封率が上がる傾向がありました。そして最近では「全部見せます!!限定商品めじろ押し!」などの様な、より消費者心理をくすぐるようなコピーで、実際に開封は1.4%~3.9%もアップしています。この結果から見ると”斜め読み”にではあっても、「メルマガの”タイトル”は見られている」と言えそうです。

2)「ターゲットに合わせた内容」が重要
~その上で期待を裏切らないメールマガジンは?~
しかし手法に凝るばっかりに大事な内容との連動を欠いてしまっては顧客からの信頼を得られず、長い目で見て開封率を下げる結果になってしまいます。
そこで実際に、内容が商圏内顧客層のニーズに合っている等から反響のあった例をご紹介したいと思います。

~その成功例~
「必見!ご飲食代10%OFF・・・」
は主婦の方、周辺にオフィスもありランチタイムの需要が見られる商業施設でのタイトルコピーで、配信からの3日間開封率は今年度平均値より4.5%もアップしました。

「焼きたてパンの食べ放題★新ランチメニュー登場★・・・」
一方こちらは、30歳代子育て世代の女性が会員のボリュームである、メールマガジンのタイトルコピーで開封率の伸びもさることながら、取り上げたショップのページへの月間アクセス数は4倍強にもなりました。

3)旬のMD情報が重要
また、こんな例もありました。
ご存知のレインブーツ、出始めは「要するに長ぐつでしょ?」とお思いの方も多かったあのレインブーツが今年こそ注目の商品となっているようです。
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メールマガジンで紹介したところ、クリック数は通常平均値の約3倍にもなり、店頭でも「非常によく売れました!」との嬉しい声が・・これを参考にすぐに別のメルマガでもレインブーツを紹介したところ、平均値の5倍ものクリックがありました。
そして検索エンジンからも、6月は「レインブーツ」「レインシューズ」のキーワードが上位にランクイン、
消費者ニーズを裏付ける結果となり、消費者心理をくすぐる事ができるということは、いかに消費者のニーズをとらえているかという事だと再認識させられました。

こういった消費トレンドやタイミングをとらえた情報は、小さなコーナーからでもきちんと探し出され、アクセスされています。そのメルマガ、きちんと見られているのです。
顧客の嗜好やニーズを数字で知ることが出来るのも、インターネットの「橋渡し」と言えるでしょう。

4)今後求められるIMD(Internet MerchanDising )
小売では馴染みが深く有効な手法にVMDがありますが、ウェブだからこそできるIMD(筆者の造語)を販売戦略の一環として持続的に取り入れていく事は、今後一層求められると思われます。

90%以上の消費者が、欲しい物がある時に「まずはネットで検索」しているという調査結果がある様に、同様の商品やサービスが溢れる中で「他でなく自店で」ご購入いただくには、店頭に足を運ぶ前の商品PRが重要であり、機会ロスを減らす事に繋がります。
インターネットリサーチ、クリック、検索キーワードなど・・ネットから得られる顧客の動きを吸上げた情報をコンテンツ構成に生かし発信していく事で、来店前から売場に関心を抱いて頂き、かつこちら側でもお客様の嗜好、ニーズをとらえる事ができるのは、まさにインターネットならではの特性ではないでしょうか。


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