男性は「比較」女性は「クチコミ」「サンプル」で購入検討/消費行動に関する調査

Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同調査のもと、インターネット上での情報収集に関する調査を実施した。
その結果、商品を購入する前にインターネットで情報収集を行うユーザーは約94%で、検索サイト、クチコミサイト、比較サイトを主に利用していることがわかった。また、商品購入において、「価格」と「機能性」が重視されていることがわかった。
※調査概要に関しては、記事の末尾に記載している。
94%が商品購入前にネットで情報収集する
まず、商品を購入する前にインターネットを利用して情報収集をしたことがあるかを尋ねた(Q1)。
その結果、94.4%のユーザーが「利用したことがある」と回答し、多くのユーザーがインターネットを使った情報収集を行っていることがわかった。ただしこの結果は、インターネットリサーチによるものであることに留意する必要がある。
ただし、年代別では男性は年齢が上がるにつれ利用経験率が高くなり、逆に女性は10代20代の数値が最も高く、年齢が上がるにつれ利用率が下がる傾向にあることがわかった。
男性は「比較サイト」、女性は「クチコミ情報サイト」「サンプル・トライアル商品」を利用
商品購入前にインターネットでで情報収集を行ったことがあると回答した472人に対して、どのように情報収集を行ったかを尋ねた(Q2)。
その結果、「検索サイトを利用する」と回答したユーザーが89.6%で最も多く、次いで「比較サイトを利用する」の59.3%、そして「クチコミ情報サイトを利用する」の46.2%が続く結果となった。
また、回答率はあまり高くはないものの「サンプル・トライアル商品を利用する」ユーザーも21.4%存在している。
この結果を男女別にみると、男性は「比較サイトを利用する」と回答したユーザーが女性に比べ10.6ポイント高く、逆に女性は、「クチコミ情報サイトを利用する」が13.1ポイント、「サンプル・トライアル商品を利用する」に関しては27.7ポイントも上回っていることがわかる。