良寛さんの里へ
この連休、仕事で新潟へ行ったついでに、一泊して良寛さんゆかりの地「出雲崎」へ足をのばしてみた。出雲崎は長岡からバスで1時間程行いった海岸沿いの町で、良寛さん生誕地の地であり、晩年過ごした土地でもある。「良寛記念館」や「良寛の里美術館」を巡って作品を鑑賞。以前から訪ねてみたいと思っていた地なので、夢が叶った。
これまで良寛さんの書というと、草書で書かれた条福の作品をおもに観てきたが、今回は楷書で書かれた作品にとても魅かれた。清澄にして澄明な書風。その世界は「宇宙の心音」を聞くようだ。
良寛さんの楷書は、ピカソのパステル画に似てるな・・・そんなことを想いながら里山路を歩き、旅の締めくくりは良寛さんの墓所へ。
偉人の墓には野辺の花が、よく似合う。