子ども達だけの「キッズフリマ」

3/13(日)は、肌寒い1日でした。この日「としまえん」で子どもだけの「キッズフリマ」が開催されると聞いて視察に行ったのですが会場はすごい熱気。主催はNPO法人キッズフリマという団体で、「MOTTAINAI」を合言葉に循環型社会を啓蒙している団体です。

フリマアーチ

子どもたちだけでコミュニケーションを取りながら金銭感覚が身についたり、リサイクルの気持ちが育まれたり・・、たくさんの経験をすることによってじんわりと意識醸成を図っているのでしょうね。出店料は1ブース300円で、大人は会場に入れません。

フリマ買い物1

出店する子どもたちは、商品の準備から陳列、価格設定、POP、接客、つり銭、包装材の用意もしてくるのですが、これがまた楽しそう。POPなんて大人顔負けのセンスです!売っているものは、使わなくったおもちゃや洋服、本などが多いのですが、中にはメーカー直売する子どもたちもいて、実に多彩です。

フリマ自作品

500円位を持って買い物に来る子どもたちが多いようですが、売り手も買い手も真剣そのもの。下見したり、手にとったりしながらショッピングを楽しんでいましたが、考えてみればこうした子ども目線のショップってSCとかデパートにはないですね。ママやパパが買い物する売り場ならたくさんありますが、子どもが売るコト、買うコトを楽しむというのは、これまでになかったイベントだと思います。

フリマ上から目線1

消費する楽しみ。売る醍醐味。お金を稼ぐ面白さ。接客するやさしさ・・・。こういう経験をした子どもたちの記憶には、地元への想いと共に忘れがたい楽しさの原体験みたいなものが残ること間違いなしです。将来の消費者醸成にもつながりますしね。手書きPOP1

証券業界や保険業界ではすでに、子どもたちへの啓蒙活動を業界あげて初めています。ショッピング業界も消費へのこうした地道な活動を通して、ショッピングの楽しさや販売する面白さを啓蒙していくことが必要なのかもしれません。

POP

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