2025.ラストブログ★大きな旅、小さな旅
今年はフランスへ旅してきました。生きている間にどうしても行きたい村「Vézelay」(ヴェズレー)を訪ねる旅。パリまで13時間、パリから特急で2.5時間ほどかかる「Vézelay」は、フランス中部のブルゴーニュ地方、ヨンヌ県の古都。人口400人余りの小さな村ですが、念願がやっと叶いました。何故この村へ行きたかったかを言葉にすると、陳腐になってしまうので省きますが、なんとも不思議な体験をしました。標高300mほどの丘の上で過ごした1泊2日の旅は、今年のエポックメイキングといえる感動的な体験でした。

残りの休日は、パリの新しい名所巡りや街歩きで過ごしましたが、特に印象に残っているのは、百貨店ボン・マルシェ。館内を自由に歩く飼い主と犬たちの光景。あらゆるコトやモノがジェンダーフリーな街パリ。エシカルとかリサイクルとかを特段強調するのではなく、しっかりライフスタイルの中に溶け込んでいるのに関心しきり。人間と動物との関係もしかり、ナチュラルでフレンドリー★
百貨店の中やレストラン内でもワンちゃんたちが静かに飼い主やお友だちと過ごしているのを見て、こういうブランディングもあるのか・・と。いつ来ても新鮮なパリの空気をいっぱい吸い込んでバッテリーは満タン(笑)

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よく「鈴木さんはどんな風にストレス発散しているの?」
と聞かれることがあります。私の場合は、やっぱり「旅」ですかね。「旅」はこれまでの自分の物差しを広げてくれるので面白い!一人旅なので緊張したりもしますが、帰ってくると俄然健康状態は上向きに♪全く異なる環境へ身を置くことで、刺激をもらい身体が活性化するようです^^

航空運賃やホテル代などが高騰しているので、大きな旅は早々いけないのですが、「小さな旅」なら日常生活の中で何度でも。

最近のことですが、久しぶりに橋を渡って近所のGMSへ買い物に出かけました。この頃ではミニスーパーやコンビニが増えているので、行く機会が減った最大手系列のスーパー。雲一つない冬の空に、キラキラと光る川。大きな橋を渡って、気持ちいい散歩日和。
このスーパーで買い物して支払いをしようと思ったら、セルフレジの方が混んでいたので、有人レジへ。マスクをしていた女性が対応してくれたのですが、手書きで書かれた紙きれを見せられました。
「わたしは声がでません」
と書いてあります。OK、OKとジェスチャーをしてクレジットカードを出し精算していたらまた紙きれが出てきて、
「ポイントカードはありますか?」と書いてありました。ナイナイのジェスチャーでノープロブレン。障害を持った方が働く環境を提供しているスーパーチェーン店。SDGsを掲げる企業メッセージはよく見かけますが、公平な雇用機会を提供し、こうした光景を実際に見ると、これまでの印象はがらりと変わって好感度UP。
買い物が終わってレジを去る時、思わず「ありがとう」と声をかけてました。彼女の優しい笑顔がマスクの下から覗いて、なんかうれしくなっちゃった瞬間。これも小さな旅の一つ。また買い物に行きたいと思いなあ♪
「旅」はいいねえ~(⌒▽⌒)☆

さて、今年は仕事納めが26日なので年内休暇がゆっくりとれます♪羽を休める時間も必要ですね。年の瀬の「止まり木」、Bar カウンターで今年を振り返っています。
夏が長くて秋が短かった。AI活用も日常的になりました。あっという間に1年が過ぎていく。

来年はスマホデトックスを本気でやらないと自分に課す。氷が溶けてきてまろやかになってきました。
佳い年でありますように♪