WEB販促アーカイブ > デザイナーComaCoの東奔西走

よりよく商品の魅力を伝えるための撮影方法って?

商品の魅力を最大限に伝えて、販促につなげる・・・・
これをWEBで展開するにあたって、重要なポイントとは?と聞かれれば数限りなくあります。
今回はその中のひとつ「商品写真の撮影」について検証してみたいと思います。
まず、商品を撮影するときに考えなければならないポイントを自分なりに整理してみました。
(1)商品のPRポイントを明確にする(集合で撮影する場合はテーマを明確にします)
まずこれが無くては始まりません。
撮影する商品のどこにPRしたいポイントがあるのか明確にしないと、
どこから撮影したらよいのか、全体を撮ったらよいのか、それとも一部だけを撮ればよいのか、
時間がかかるばかりでPRポイントがブレてしまい、結局商品の魅力が伝わりません。
例えば・・・
0881111comako_01.jpg
ある飲食店のメニューを撮影します。その場合、もちろん“料理”がメインなわけですから
左の写真は×です。(お店の雰囲気を撮影する場合はまた別です)
全体を撮るのは重要ですが、右の写真のように一品一品がなるべく大きく写るよう、またメインのお皿がある場合はそのお皿にズームして撮らなくてはPRポイントを写真で伝えることはできないと思います。
あとは、アングルを変え何パターンか撮影し、おいしそうな写真が撮れれば成功です。
また、あるお店のブーツを撮影します。
0881111comako_02.jpg
一見左の写真はうまく撮影できている感じがしますが、写っている部分が一方向からの視点でしかないので、ヒールの高さだったりデザインだったり、実際に履いたときのイメージが想像できません。
右の写真のように横から撮影すれば、商品のディテールも伝わり、実際に履いた時にどういった形になるのかがイメージしやすくなります。
あとはできるだけ商品の特長を引き出して撮影すると、うまくPRする事ができると思います。
(2)商品の写真映えを考慮する(デザインや形、特に色は重要です)
その商品が写真で映えるかどうか、商品自体の意味だけではなく、どう撮影すればその商品が映えるのかを考慮して撮影に望まないといけません。
例えば・・・
0881111comako_03.jpg
立体的なフォルムが出やすいレディースファッションの場合、左の写真のように置いて撮影するのと、右の写真のようにトルソーに着せて撮影した場合と、洋服の印象自体が違うのが分かると思います。
こちらも(1)と同様、実際に着たときにどういった形になるのかをイメージしやすいように撮ると、商品の魅力がさらに伝わりやすくなると思います。
また、色も重要なポイントになります。上の商品のようなイエローなど、写真映えする色を選びたいところですが、白色や黒色の場合、背景と同化してしまったり黒い塊に写ってしまったり・・・意外と白や黒って難しいのです。
そんなときは「なるべく均等に光が当たる場所で撮影(自然光または蛍光灯の下)」したり、「カラーの展開を一緒に撮影」したりすると、キレイに撮影することが出来ると思います。
(3)撮影環境(照明や背景)
(2)でも少しふれましたが、商品を置く場所の照明や背景を考えるのも商品を魅力的に写す重要なポイントです。
白背景が定番ですが、天気が良い日は外での撮影も良いかもしれません。
また、照明の当たり方で商品の色が違ってきてしまう場合もあるので、できるだけその商品本来の色が再現できる撮影環境で撮影することが重要です。
(4)配置(レイアウト)
商品を魅力的に見せるためには、視覚的にも魅力的なレイアウトにすることが望ましいと思います。
例えば・・・
0881111comako_04.jpg
左の写真のように並べて撮ってしまうと、Tシャツが持つカジュアルさが出ず、単調な印象を受けます。
右のように配置を変えて撮影すれば、動きが出、商品が持つ特長を視覚的に訴えやすくなります。
(1)~(4)まではあくまで私の浅い経験値からの見解ですが、
商品を魅力的に撮影するには、やはり一番はその商品自体をよく観察して、その商品のPRポイントを見極めることだと思います。
それが明確に定まってさえいれば、商品を魅力的に撮るための下準備だったり方法がついてくるのではないのかなと思います。
他に考えつくところだと・・・商品を一番良く知っているショップの方にPRポイントを聞くこと。
というか案外これが一番商品を魅力的に撮影できる近道なのかもしれません。