ネット通販vsリアル店舗

11/9,アリオ西新井がオープンするが、元日清紡工場跡地1.6haの開発に先駆けてのオープンだ。地元に住む人達のデイリーな消費ニーズを吸収できるいいショッピングセンターだと思う。これから開発されていく西新井駅前のランドマークとして、地元住民の方たちに指示されていくだろう。
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この中で気になったのは、キーテナントのイトーヨーカドーが提供する「ネットスーパー」。30,000点の商品を常時ネットで公開していて、ネットで注文するとネット担当者が注文の品を選んで直接お届けするというサービス。ネットを利用したこうした宅配サービスはアリオ西新井が最初ではないが、30,000点という品数の多さ、宅配時間は昼12時~夜9時までの間、チラシ掲載商品はチラシ掲載価格で購入できるなど実店舗とネット販売が相互に補完し合うサービス体系が構築されてきていることに興味を引かれた。
 現在弊社で実施しているアンケート調査でも、携帯電話やネット販売を利用する消費動向の変化が伺える。SCの競合店は商圏エリア内のライバル店ばかりでなく、こうした新しいチャンネル販売業者も視界に入れていかなければならない現実が始まっているということを実感。