It’s snowing
今週は寒い1週間だった。毎朝、「It’s snowing」というラジオからの声で1日が始まった。でも「snowing」は「氷」の世界よりは暖かい。雪やみぞれは私にアラスカの冬を思い出させる。
日の出が午前11時ごろで、日の入りは15時頃。たった4時間しか出ない太陽は、白銀の世界をパウダーカラーに染めて、あっという間に沈んでしまう。
空気が澄んで「キーン」と張り詰めた冷たい世界。この無窮の厳寒地にからだをまるめて、春を待つ動物たち。そんな命に想いを馳せて、星野道夫さんの世界をちょっぴり味わえた1週間でもありました。