第17回 八丁堀てくてくガイド「青柳」

今回は明治26年から続く和菓子店「青柳」を紹介します。
「青柳」さんの名物は菊最中ですが弊社は手土産として利用する時レジ前にあるキャラメルも一緒に持参するようにしています。
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「最中」と「キャラメル」の不思議な出会いは、明治時代に遡ります。

森永製菓創業者の森永太一郎さんは、明治時代に渡米した折、マシュマロに出会い、
日本でこれを作って売ろうと修業を積まれたそうです。

そして帰国後2坪の工場でマシュマロを造りますが、全く売れなかった。
当時の日本人には馴染みがなかったのでしょうね。

来る日も来る日も東京中の菓子店を廻り、
販売店を探したそうですがなかなか大変だったようです。
その時、販売1号店になってくれたのが「青柳」さんで、
それ以来のお付き合いが続いているんですね。

その事がきっかけで、マシュマロ(Angel Sweets)は、人気商品になり日本に浸透していきます。
森永さんはその成功をもとにキャラメルを作り、「森永製菓」という会社が誕生したわけです。

現在「青柳」店主は4代目。
120年続いている今でも森永製菓さんは、
毎年新年の挨拶に来られるそうです。

こういう逸話を持つ老舗和菓子店
青柳さんはこちら
[住所] 東京都中央区入船1-2-8-104 1F
[電話] 03(3551)0146
[FAX] 03(3551)2545

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