第20回 八丁堀てくてくガイド「都内最古の橋・南高橋」

だいぶ涼しくなって、最近夜散歩にハマっているてくてく取材班です。ここ八丁堀は墨田川近くにあるので、ライトアップした橋からみるスカイツリーはとてもきれいです。撮影スポットにもなっている佃大橋、中央大橋、永代橋などなど・・大きな橋がいくつもあります。

今回はそんな「橋」の多い八丁堀ガイドで、都内で最古の橋として、中央区の有形文化財に指定されている「南高橋」を紹介したいと思います。

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初架は、昭和7年(1932)ですが、実は明治37年(1904)に架橋された両国橋を移設されて出来たトラス橋です。関東大震災のあと焼け野原になった東京は、多くの改架工事が必要となり、予算も乏しくなったために両国橋の三連トラスの中央部分を補強し、橋幅を狭めて南高橋として架設したのだそうです。橋をリユースしたんですね。それが現在まで車両通行可能な鋼鉄トラス橋として利用され、貴重な土木遺産になっています。

いかにも頑丈な感じで普段通っている時には、気づかなかったのですが、こうして撮影すると、橋上にアンティークな装飾物が・・!明治の面影が残っていますね。見上げてみよ~♪橋の上を~♪

てくてく取材のおかげで、我が街の再発見がいろいろ増えました☆

「南高橋」はこの辺り>>https://www.cmrc.co.jp/tektek/

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