毎週月曜日のランチタイムは、社内ミーティングでテーマを決めてみんなで雑談しています。今週のテーマは「好きな街」でした。

いろんな街が取り上げられました。自分が住んでいる街は勿論のこと、旅行で行ったイタリアのオリヴィエ―トだったり、理由は分からないけれど何度も訪ねてしまう尾道や出雲だったり・・、各人が改めて「街」に想いを巡らせていたこともわかり、好きな理由もそれぞれで面白いなあと思いました。

「好きな街」

このテーマをきかっけに、開発が注目される小田急線路街跡地を先週訪ねてみました。

facebookで「下北線路街園芸部」からの投稿をずっと前からフォローしていて興味津々のだったんですが、行ってみてよかったです。

下北線路街園藝部は、小田急線「東北沢駅」〜「世田谷代田駅」の線路跡地を開発して生まれた「下北線路街」を主なフィールドとして、緑の維持管理や園藝にまつわるイベント、研究などを行うコミュニティです。「園藝で新しいシモキタのまちと文化をつくる」をテーマに地元の人達が自主活動をしています。

活動は地元に生息している植物の開花観察や紹介、街路植栽の剪定や雑草抜き‥など。おかげで、とても気持ちのいい街路を散策ことができます。

この活動のエリアは、線路の地下化によって地上に生まれた東北沢駅〜世田谷代田駅間の約1.7kmを開発して生まれた新しい“街”です。行ってみるとここに電車が走っていた事が想像できない程、周囲の住居や商店街に馴染んでいます。

これからオープンする商業施設や地域とつながる保育園やオープンカレッジ、チャレンジや個人の商いを応援する長屋と称する「ボーナストラック」、温泉旅館「由縁」等、「新しい」が集まる下北商店街を東西に挟む線路跡地にできた街です。

「下北線路街園芸部」は、そんな再開発に共感した地域人の、地域のための「園芸」の活動なんですね。自分たちで手入れしたり、参加したりしながら街の創造に関わっていく。

これは「好きな街」になってしまいますね♪

緑のようにゆっくり持続的に成長していって欲しい街づくり。ぜひ、行ってみてください。