「接客」について。ランチタイムMTG

毎週月曜日は、テーマを決めてランチタイムミーティング(MTG)をしています。テーマは週番の司会者が提示し、今日は「接客」について、みんなで話合いました^^ この頃は店舗へ行く機会が減っていますが、いろいろな体験談が聞けました。

ある人は、美容院での接客、ある人はレンターカーを借りた時の記憶に残る接客について、また最近車の買い換え時に体験した感動的な納車の接客について・・など等。その中で20代の時に、ギターを購入した時のエピソードを披露してくれたSさんの話を一つご紹介します。

清水の舞台から飛び降りるつもりで購入しようと決めたのに、いざ購入しようとお店へ行ったら、そのギターが売り切れだったそうです。決める前に何十回と店に足を運び、いろんなギターを試してやっと決めた時に売り切れという残念な体験。Sさんは相当がっかりして帰っていったんでしょうね。後日、そんなSさんを見て、店員さんが全国から3本のギターを取り寄せたことを連絡してくれたそうです。

Sさんはその中から1本のギターを選んで購入したのですが、自分のために探し回って取り寄せてくれたその店員さんを忘れたことがなかったそうです。それから何年かたって偶然、違う店でその店員さんと再会。後日談として聞くと、その店員さんは勝手に3本ものギターを取り寄せたことに、上司からこっぴどく叱られたそうです(笑)

Sさんは20代の頃、プロのミュージシャンになろうと上京してきた人だから、そのギターを買う=プロになる覚悟をもって、当時40万円もしたギターを購入したんだそうです。売る方も買う方も忘れられない「接客」だったに違いありません。Sさんはその後いろいろな変遷を経て、当社でSEとして活躍してくれているのですが、忘れられない「接客」談話として懐かしそうに話しているのが印象的でした。

販売の仕事は、決して傍から見て楽な仕事ではありませんが、お客さまの人生のプロセスに関わる仕事でもあります。こうしてお客様と直接接しているからこそ、味わうことができる喜びですね。

「お客さまに喜んでもらえるのが何よりの幸せ」SC協会の接客コンテストで受賞したマエストロ達が共通に語る「販売という仕事のやりがい」。「大変だけど、これがあるから続けていける」「お客様の笑顔がご褒美」・・、そんな実感を持てるのが販売という仕事の醍醐味かもしれません。

わが社の接客もかくありたいと思うヒントがたくさん聞けました。ショッピングセンターの未来に関われるような商品やサービス。そしてお客さまと販売する人との接点を、もっと作っていけるような商品やサービスに成長させていきたいねと感じあえた今日のランチタイムMTGでした♪