つなぐ、広がるデジタルプロモーション

「DXって何をすることなんでしょう?」

こういった相談や意見交換をさせていただく機会が増えています。ゴールは一つではないし、各SCごと同じでもない。コスト削減や作業効率、情報共有など・・、いろいろな目標が掲げられますが、最終的には、集客強化と売上UPがSC販促に求められる成果だと思います。今回は請け負ったデジタル販促の事例を2つ紹介いたします。

●グルメコンテストの事例

目的:飲食店営業支援とLINEの会員増加

実施概要:LINE友だちを対象としたコンテスト形式のグルメキャンペーンを実施
web広告~店頭告知、サイト運営、応募集計、ギフト券発送、結果発表までの流れをオンライン会議とメールなどで進行。キャンペーン終了後、ご報告をかねて直接訪問して初対面した際に、今回のCMPの感想や結果についてご担当者と貴重な話合いをもつことができました。

「スマホだから参加者が増え、いろんな意見を収集できる」

応募フォームに設けたアンケート項目にお店へのコメント欄を設けたところ、半数以上のお客様がコメントを記入してくださいました。美味しさに対するコメントの他、「おばあちゃんが大好きなお店です」、「接客のスタッフさんも、厨房のスタッフさんも、とても親切であたたかさを感じます。」など、思い出や接客に対するものや、「ランチメニューを増やしてほしい」「おつまみをもう少し増やしてほしい」など、お店への要望も集まりました。

通常は、年に1~2件あるかないかのお客様からのコメントが、今回のデジタル販促で360件以上集まったと、大変うれしいお言葉をいただきました。

実施前は、オンラインの打ち合わせだけで進行することに不安を感じられていたそうですが、

「LINEの友だち数も増え、店舗のモチベーションアップにもつながり、非常に良かったと実感した」

「キャンペーン終了後もお店の集客につながっている」※館内サイネージで結果発表

販促の一連の流れが店長さんのモチベーションUPに繋がったり、来店者の増加に成果を実感したり・・、リアル店舗のデジタル販促の成果は、売り場で働く人やデベロッパーさんが直接感じることができれば、効果を持続していけると思います。人も店舗もデジタルツールもバラバラに使用しているものをつなげる

スピーディな展開、低コスト、みんなで結果共有できることで生まれるデジタル販促の良さを改めて実感しました。

※打合せもオンラインでご提案から実施

「デジタルだから簡単にスピーディに成果を実感できる」

ショップページの更新は「PV数増」「来店数増」「売上増」に繋がります。

と同じこと何度も発信しているので、耳タコといわれそうですが、今回は『ショップニュース更新インナーキャンペーン』実施の結果を一部ご紹介します。
このキャンペーン目的は店舗の情報発信力の強化のために実施したインナーCMPですが、「更新すれば結果は出る!」ということを証明してくれました。

      

●概要
5/1~31(1ヶ月間)、更新回数とPV数の伸びで全店が競い合うというものです。

●結果
・参加店舗数:70店舗/140店舗中
・総更新件数:2,300回(前月比480%増)※前月より1,821回増加
・総ショップページアクセス数:13.6万PV(前月比110%)
と前月を大幅に上回る結果となりました。

●1位のコスメショップの事例は、期間中365回の更新(10~12回/日)、前月と比較しPV数がなんと8倍に!

1ヶ月で365回って?毎日12点以上の商品情報を更新しているんです。回数もさることながら、時間帯、曜日に合わせた商品提案も好反応に繋がったようです。驚きです♪

更新回数が増えると売場でどんな反応があるのか店長さんにヒアリングしたところ、

「メンズコスメのお客様が増えた!」

「キッズ売上が上がりました!」

「来店客が増えました」

「PV数増を実感!」

「掲載した商品を見に来られたお客さまが増えました!」など等。

現場での手ごたえを実感しているコメントを沢山いただきました。
上位に上らなかったショップさんからは、次回は自店のアプリと併用してもっと更新回数を増やしますなど、モチベーションがUPしています。
1ヶ月のCMP中、webサイトをみていて感じたことは、積極的に更新されるお店のイメージ画像撮影がどんどん上手になっていくということ。
商品の見せ方、背景の色、照明などを意識した撮影をされてる店舗も多く見られました。

この結果を踏まえてモチベーションが継続していくよう、デジタル販促をこれからもサポートしていきたいと思います。