GA4にみるアクセス指標の平均値

2023年7月からアクセス解析ツール(Google Analytics4)がGA4へと切り替わりました。そこでGA4の主な指標数値を2023.7-12月までで平均値を算出しましたので、ご参照ください。GA4に替わってから新しい指標・用語も増え、他SCの数値と比べ自サイトの数値が「高いのか、低いのか」気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、当社SESを導入されてるSCの平均値をご紹介いたします。
※2023年7月~12月の1ヶ月の平均値

1)エンゲージメント率

ページをスクロールしたり、ページに10秒以上滞在、クリックなどがあったセッションの割合

平均値:63.3%
最高値:70.9%

2)検索エンジンからの流入割合

GoogleやYahoo!などの検索結果からサイトへ訪れた割合

平均値:73.1%
最高値:82.5%

3)イベント数

スクロールやクリック、ページ表示などユーザーがサイトで行動した数

平均値:1,080,120回
最高値:2,206,755回

4)平均エンゲージメント時間

ユーザーがサイトを実際に見ていた閲覧時間

平均値:71秒(1分11秒)
最高値:84秒(1分24秒)

5)月間平均ページビュー

ユーザーがページを閲覧しているページ数

平均値:406,812(月間)
最高値:791,018(月間)

比較することで改善ポイントを抽出

上記指標の平均値は、当社CMSを導入しているSCアクセス状況から算出しました。自社SCの数値と比較して高い低いから優劣を判断するのは早計ですが、Googleのアクセス解析ツールGA4は、新しい指標に替わりました。より正確にユーザーのサイト利用状況を数値化することで自SCの改善策を検討することに役立てください。
あくまでも平均値と最高値ですので、立地や店舗数、テナント構成などSCの魅力を構成する要素を鑑みて、課題を検討しなければなりません。ただ1セッションあたり平均71秒とは1分11秒位見ているわけですから、snsや他メディアと比較してし情報収集メディアとして信頼性があると思います。またイベント数220万件とは、ユーザーがサイト閲覧(10秒以上)にクリック、スクロールしている等何らかのアクションしている指標ですので、回遊性やリーチ率の参考になる指標だと思います。

ご承知のようにリアルSCのサイト利用状況は、KGI,KPIが曖昧ですので、これだけでサイト改善のポイントを絞れるわけではありません。実売上や集客力、販促効果などを加味して、また他施設との比較によって改善すべき方向が見えてきますので、ぜひご参照ください。

当社では、こうしたwebサイト利用状況を継続的に観察しながら皆さまにとって有意義な情報やシステム改修に繋げて参ります。ご不明な点やお問合せは、ぜひ1/24から始まるSCビジネスフェアの当社ブースにて承ります。

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