夏休み旅行記-1

星が見たいと思った。
それと電子音の無い世界へ行きたいという理由で、今年は夏休みを利用してニュージーランドへ行ってみた。いつもの事なれど、出発間際にバタバタとエアやホテルの手配をして飛行機に飛び乗るって調子なので、行ってみてびっくり!南半球は真冬でした。はく息が白く、全ての音を吸い取るような静寂な世界にワープし日常を離脱。地球って面白いなあ~。
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この写真は「マウントクック」国立公園にあるハーミテージホテルの部屋から撮った写真。全ての窓からサザンアルプスが見えるという贅沢を堪能できるホテルです。あとで調べてみたら世界遺産や国立公園内にあるホテルって結構あって、こういう立地のホテルを巡る旅というのもいいかもしれません。この目の前の山間の奥にマウントクック(3,754m)が秘めたる姿を覗かせています。
広さが約700km²もある国立公園の40%が氷河に覆われているとか。このクック山の東側には温暖地帯の氷河として有名なタスマン氷河がある。このマウントクックの麓まで初心者トレッキングコースがあり、ガイドブックには往復4時間と書いてありましたが、わたくしの足で5時間。とても初心者コースとは思えない、だ~れもいない雪山道をただ、ただ歩きました。途中ミルキーブルーの氷河湖や雪なだれを見ながら、グレーシャーベイの谷合いでは、時々風も吹いていないのに、「バリバリ、ミリミリ」という不気味な音が聞こえます。今までに聞いたことのない音。それは、500年以上も前にできた氷河が動く、「透明に凍った時間」の震動でした。
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自分の足にもつれてふらふらになりながら、やっとこさ戻ったホテルでいただいたピザのなんと美味しかった事か!明日はテカポ湖へ・・・続く。

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