やりがい足りてる?一緒に働く仲間大募集中! その2)

只今、求人大募集中! コマースの鈴木です。

コマーススタッフが感じる「仕事のやりがい」について前回の記事にまとめましたのでご覧ください↓
https://www.cmrc.co.jp/2022/10/11390.html

頻繁に褒められて有頂天になっているような印象を与えるかもしれませんが、実際は黒子に徹する控えめな会社です。この20年間、皆が宝物のように深いところに締っているからこそ、すぐには出てこなくて、必用に督促して聞き出したものです(笑)

仕事ですからお客さまの要望や注文に品質と納期を守り、提供した商品の対価を得る。当たり前のことですが、それ以上の評価をお客さまからいただくことが「仕事のやりがい」に繋がるのは仕事人冥利に尽きます。改めてこの場を借りて、お客さまやテナント店長さんに支えられていると実感しています。心より感謝申し上げます。

私の「やりがい」もスタッフの感想と同じですが、仕事を継続している栄養元のようなことに今回、触れてみたいと思います。

「やっぱ面白い!」という出会いの連鎖で仕事を続けられている今日この頃。

仕事柄よく商業施設へ出かけるし、買い物大好きだから、いろいろな商品や人に出会う機会は他の業種より多いと思います。もうこれ以上新しい商品やサービスってないだろうと思っていても、続々と誕生する商品やサービスを発見する喜び。この感激が日々の仕事の活力を生んでいるように感じます。最近も感じました例をいくつか・・。

子どもが作る本屋さん

リニューアルオープンの準備段階から、本屋さんの呼びかけで地元の子ども達と“新しい本屋”についてディスカッションを重ねて作られていきました。子ども達が選んだ「好きな本」コーナーには、子ども達が選ぶ「おすすめの本」のPOPも手書きで貼られています。熱量と筆圧が半端ない(笑)おすすめ本は、買わずにいられない!

子どもパワーの吸引力か、オープン当日の本屋さんは、お客さまが一杯。50人位がレジ待ちで並んでいた時間帯もあり、近年こんなに本屋さんにお客さまがいる風景を見たことがない程盛況でした。いいですね~♪ ニッケ・コルトンプラザ有隣堂>

離乳食を無料でサービスする飲食店

当社の「SES」はキッズ特集など子ども向けコンテンツも自動生成できます。それで目にする機会が多いのですが、キッズメニューってお値段が大人並。家族で手軽に食事といってもなかなか高額消費です。それにキッズと一括りにしても、0才~6才位まで幅広く、離乳食を始めたばかりのキッズと自分でスプーンやフォークを使って食事ができるようになるキッズでは食べるものも、食べる量も異なります。そんな時見つけたレストランが心憎いばかりのキッズメニューサービスを提供していました。

>「100本のスプーン」>

きめ細かいキッズメニューがあります。しかも離乳食はお椀一杯を無料で提供。大人の「お子さまランチ」っていう粋なメニューも。店内には子上がり席もありおもちゃや絵本など至れり尽くせりのファシリティです。お客さまの声を聞いて開発されたと思いますが、多くのママファンを獲得したことでしょう。いいですね♪

寿司屋のお椀

先日、漁港町にあるSCへ視察へ行った時、あるお寿司屋さんでランチをいただきました。地元で水揚げされた魚・限定の握り寿司セットメニュー。これはいいお寿司屋さんに来られたなあ・・食欲は満たされたのですが、セットについているすまし汁の蓋を開けてちょっと意外。お椀はあら汁かしら?と想像していたのに、薄い椎茸のスライスが3枚入っただけの汁。が、この汁ものが美味しかった!

聞けば地元の名産らしいのですが、原木から採取した椎茸を天日干しにして2日かけて戻し、その戻し汁だけで調理した滋味豊かなお椀料理だったんです。帰宅してからも身体の中がぽかぽかと温かく、忘れられない味でした。自分でも作ってみようと思って今、我が家のベランダは椎茸干し場と化しています(笑)。美味しいものをいただく時は、撮影を忘れてしまい、残念ながらこの時の写真はありません。

そして自問自答・・。

そしてつい最近のこと。第20回クラフト作家野外展「工房からの風」の会場で出会った「琉球藍染工房 亞人」早瀬 泉さんの指。

琉球藍は種蒔きではなく、年二回の挿し木で増やすので、初めは挿し木10株からひたすら株を増やすために打ち込み、藍染めに取り掛かれるようになるまでに3年の月日がかかったそうです。琉球藍の沁み込んだ早瀬さんの指から生まれる深い藍色の布たち。美しい作品を作る早瀬さんの瞳は、沖縄の深海が発光しているような眩しさでした。

こういう感動的な出会いの後は、必ず身体の中からさわさわと風が吹いてきます。そしてその風が問いかけてくるのです。

「おらはちゃんとに生ぎだべが」と。(若竹千佐子著「おらおらでひとりいぐも」からの借用)

答えはないし、また自分で出すものでもないような気もします。こうした新しい出会いが、よびこむ風が今日の私を背後から支えてる。

たぶん明日も・・。

リアルSCは、新しい出会いに満ち溢れている業界です。

お待ちしております。一緒に働きませんか?>