「工房からの風」2023.10/28.29

秋晴れの爽やかな空気に包まれて、第21回「工房からの風 craft in action」が開催されました。

コロナ禍で制限されていた期間もあり、通常開催がやっと戻ってきたという感慨が沸いてきます。この野外展に行かなくては「秋」は始まらないし、終わらない!


当社がwebサイトやsns広報などを請け負っているクライアントさんのイベントだから・・という理由ではなく、コマースはこのイベントが好きな人たちの集まりなんだなあとつくづく感じます。
「工房からの風」は年に2日間のイベントですから、土・日のどちらかで会場へ足を運び、翌週の月曜日は、「何買った?」と戦利品自慢で始まるのが当社の行事になっています^^

新卒で入社したスタッフも10年以上工房へ通っていますので、常連さんに成長しています。ものを見る目が大人になったなあと感じつつ・・ご高説を拝聴。社員教育にも貢献してもらってます(笑)

今年は天候に恵まれ、青空の下でこの日が晴れ舞台かのように庭の草花も誇らしげに輝いていました。もちろん作家さん達や作品はいうに及びません。毎年出展する作家さんが違うので、新しい工法や素材、形に新鮮な風をいただきます。

作品は、陶磁/ガラス/金工/染・織・布/装身具/刺し子/革/木工・漆・・等々12以上のカテゴリーから50組以上の作家さん達。実演やワークショップもふんだんに盛り込まれていて、次世代へ繋ぐメッセージが届きます。

主催者の方から3世代に渉って「工房からの風」に参加されている方もいらっしゃるとのお話をお聞き、歴史を感じます。
守られているし、守っているイベントですね♪


どこへ行っても大量生産、低コストの商品を買うことで、私たちの生活は成り立っていると思います。そんな時代だからこそ、作家さんの一つひとつ手間をかけた作品は愛おしいです。部屋のどこかにそんな作品がある。日々何気に使っている用具にふと気づかされる美しさ、使いやすさ。そんな生活の中に吹く嫋やかな風。

今年もありがとう。そして、また来年♪