盆栽のような町☆兜町☆再生

兜町(かぶとちょう)ってどこにあるか知っていますか?

兜町は、茅場町と日本橋の中間区域にあって、東京証券取引所のある日本の金融街です。NYでいうウォール街ですね。近年、株券の電子化やインターネット取引の普及により、証券会社や来街者がめっぽう減って、行ったことがない人も多いのではないでしょうか。ところが閑散としていたここ兜町が、今最もHOTな町に生まれ変わっています。

関東大震災や戦争で焼け野原となった兜町は、戦後の復興期に造られた歴史的な建造物があります。その建物遺産を活かした再活性化プロジェクトが進行中。あの渋沢栄一さん(日本で最初の銀行「第一国立銀行」が設立されたのは1873年)ゆかりの地に、2021年8月に「KABUTO ONE」がオープン。コロナ禍でしたからあまり話題にならなかったのですが、オフィスやカンファレンス、レストランなどの複合ビルとして、現在は、兜町の新しいランドマークとして再生プロジェクトを牽引しています。この「KABUTO ONE」の開業を皮切りに兜町は、ユニークなお店やホテル、飲食店が出店して、面白い☆彡

「KABEAT」( KABUTO ONE 1F):中央区日本橋兜町7番1号

新木場に次いで、あの「CASICA」さんが兜町にやってくる!

8/5開業。アジアテイストの雑貨や荒物のような小物から茶器、アートピースの物販ゾーンに「可視化飯店」を併設。楽しみですね~♪開業時はランチとティータイムのみの提供になるようですが、8月中旬以降は、ディナータイムの営業も始めるそうです。

「CASIKA兜町」住所:東京都中央区日本橋兜町5−1 兜町第1平和ビル1F

東京都は2021年、世界に冠たる国際金融都市・東京の実現に向け、その一翼を担う賑わい創出に貢献するプロジェクトを推進しています。
その実現が少しづつ形になって新しい兜町の魅力を創造。

朝から昼、そして夜へ。時間の経過に合わせて町の雰囲気も変わっていきます。時間帯によって集まって来る人も集まり方も違っていく。世界でここにしかないユニークなお店や人。派手さはないけれど奥行きの深い時間が育まれていくような町に変身しています。どこにもないユニークなデザインや商品。ホスト役の店員さんたちは、どなたも気さくでフレンドリー。世界の金融街に相応しい多国籍な人々が集う町だから、中華、韓国、アジアンテイスト、北欧、ヨーロッパ、そして日本起源の食や文化がミックスされて、ユニークな町の雰囲気を醸成。味わい深い雰囲気を蔵する奥行きのあるエリアが生まれています。

小規模ながら、複数の機能を有する「マイクロ・コンプレックス」で開発されたK5はじめ、狭い一角ながら独自の世界観を持つ兜町は、まるで盆栽のような拡がりと時空の流れを感じる町。

他にも紹介したい店舗がたくさんあるのですが、ぶらりと何の目的も持たずに行ってみてください♪ おすすめです!

コマース鈴木でした。