9.12(金) OPEN★「ニュウマン高輪」

9/12(金)、JR高輪ゲートウェイ駅前に新たに誕生した「ニュウマン高輪」のグランドオープンに行ってきました。
日本で初めて鉄道が走ったこの高輪の地に誕生した本施設は、「100年先の心豊かな未来への挑戦」を掲げたプロジェクトでもあります。単なる商業施設ではなく、楽しく心地よく過ごせる場としてつくられています。

本日は全体の約9割にあたる177店舗がオープン。
開業時刻の11時には駅前から施設入口まで多くの人で列ができ、待ちわびた来場者で大きな賑わいを見せていました。
また、オープニング当日は、スタッフ全員がおそろいで「新しい人たちの方へ。」とプリントされたTシャツを着用し、施設のオープンコンセプトを体現していました。

<施設概要>
•名称:ニュウマン高輪
•所在地:東京都港区高輪2丁目(高輪ゲートウェイ駅直結)
•延床面積:約60,000㎡
•店舗数:約200店舗(9/12時点で約180店舗オープン)
•アクセス:JR「高輪ゲートウェイ駅」改札より徒歩1分、都営浅草線、京急本線「泉岳寺駅」A2出口より徒歩3分
•公式サイト:https://www.newoman.jp/takanawa/


オープン当日の午前10時45分頃から、施設エントランス前でオープニングセレモニーが始まりました。
テープカットが終わり、11時になるといよいよ入場が始まりました。
スタッフの方々が笑顔で出迎えていて、その場の空気も明るく、初日ならではの特別な雰囲気を感じました。

<注目エリア>LUFTBAUM(ルフトバウム)
28・29Fに位置する「LUFTBAUM(ルフトバウム)」は飲食店が集まるゾーン。
地上150mに広がる“都心の別荘”のような空間。植物に囲まれ、音楽や食事とともに心豊かな時間を過ごせる場としてデザインされています。ここでの体験そのものが、施設のコンセプトを体現しているようでした。


緑に囲まれた通路を進むと庭園があり、大きな窓からは都心の景色を一望できます。下には再開発が進む街並みが広がっており、変化していく高輪エリアの様子を見渡すことができました。写真を撮る人も多く、食事だけでなく散策そのものを楽しめるフロアでした。

<注目エリア>こもれびら
South5Fの「こもれびら」では、本棚に子どもが通れるトンネルや広場があり、歩いているだけでも楽しい仕掛けが随所にあります。約10万冊が並ぶ「ブンキツ トーキョー」には無料エリアも広く設けられており、多くの家族連れでにぎわっていました。

「学ぶ、遊ぶ、分かち合う。大人も子供も一緒に育つ場所」というコンセプトのもと、感性や知性を育むショップが並び、のびやかに過ごせる学びと交流の空間としてデザインされていました。


子ども向けの仕掛けや広場が充実しているため、子連れで訪れる人の姿も目立ち、親子で安心して楽しめる共同空間として機能していました。読書や遊びを通じて世代を超えて過ごせるエリアになっています。

<館内ショップ>
通常のアパレルショップはもちろん、サステナブルブランドの 「CFCL」 や 「ポータークラシック シネマ」 など、ルミネ初出店の店舗も多数ありました。

「BEAMS CULTUART(ビームス カルチャート)」が初の単独店舗として出店。さらに、リユース・リサイクルをテーマにしたエシカル系ショップや、国内外の商品を扱うセレクトショップ、福祉施設によるポップアップストアなどもあり、買い物を通じて社会や環境とつながる取り組みが展開されていました。

Southエリアの2F・4Fには、コスメやフレグランス系のショップが充実しています。世界最大面積でルミネ初出店決定となる「エルメス・イン・カラー」や「DRIES VAN NOTEN」、「バイレード」 といったハイブランドコスメに加え、天然素材のみを使用したスキンケア・フレグランスを扱う店舗など、多彩なショップが集まっていました。ディスプレイやカラーバリエーションの美しさは、見ているだけでも楽しくなります。

Northエリアの2Fには、調理器具ブランドの 「VERMICULAR」 が「最高のバーミキュラ体験」をテーマに、製品体験ができるショップ、ベーカリー、レストランの3つを出店していました。ショップでは炊飯器で炊いたご飯の試食も行われており、実際に味わいながら製品の魅力に触れることができました。

施設の周辺には「江戸の玄関口だった高輪ゲートウェイ」や「高輪のあゆみとモビリティの変遷」といったテーマで歴史が描かれていました。江戸から現代に至るまでの街の姿や鉄道の変遷がイラストで表現されていて、歩きながら高輪の歴史を知ることができます。再開発の様子とあわせて見ることで、この街が歩んできた変化を実感できました。

 

ニュウマン高輪は、幅広い世代がそれぞれの過ごし方を見つけられるように工夫されていて、滞在そのものを楽しめる施設だと感じました。今回はすべてを見て回れなかったのですが、今年の冬には「=CAFE」や「高輪SAUNAS」のオープンも予定されているので、次回はそうした新しい施設も含めて、もっと時間をかけて探索してみたいです。

館内からは開発中の街並みを眺めることもでき、これからこのエリアがどのように変わっていくのか楽しみです。
2026年春には「ニュウマン高輪 MIMURE(ミムレ)」の開業が順次予定されており、高輪全体の再開発が進んでいく様子も注目されます。
みなさんもぜひ訪れて、お気に入りの場所を探してみてください。