大丸東京店からのInvitation
明日11月6日のオープンに先駆けてアメリカン・エキスプレスのカード会員向けに発送されたプレオープンの招待状を受け取った。ターゲットは東京駅利用客ではなく、OLさんとビジネスマンと設定された大丸東京店は「東京駅店」ではない。アメックス会員宛の招待状発送も”なるほど”とうなづけるし、JFRとしての新たなる挑戦劇の1幕に、興味をそそられるのは、私ばかりではないはずだ。立地特性に頼るJR乗降客の「弁当店」(この表現は私ではなく、MJの1面の記事からの抜粋です)からの脱却を図ったJFRとしてのデビュー戦であるわけである。MD力で勝利する西のI百貨店と財務力で勝利するJFRは、流通界の注目の的。果たしてどんな店舗を私たちの前に披露してくれるのか興味深々で、出かけてみた。
1Fは百貨店の常識を打ち破って、和洋菓子売場と婦人洋品雑貨(名称はフロアガイド表記)。ターゲットのOLさんとビジネスマン向けに化粧品売場は2Fへと戦略面での英断が小気味いい采配をかんじさせるが、果たしてJFRとしての第1戦目の勝利の女神は、微笑むのか?戦場で負けても戦争には勝つという戦いがローマ時代にはあったそうな。果たして流通戦争においてそんなセオリーは通用するのだろうか?