母の日-その2
今年は、SCなどに出店している花屋さん(実店舗)の集客が伸び悩んでいないだろうか?何故ならば、キーワード検索元からのアクセスが伸び悩んでいるから。「母の日」や「バレンタイン」などの歳時関連ページへのアクセスは、当日の2週間位前から増加する傾向があるのだが、アクセス数がこの時期でも顕著に増えない。SCに出店している花屋さんへのアクセスは伸び悩み傾向にあるが、ネットでプレゼントの花ブーケや鉢植えを予約して購入している人は増加しているはずだ。「母の日 2008年 プレゼント」で検索対象になるサイトは1,000万件以上を超える。各通販サイトは商品紹介もきめ細かく丁寧で、メッセージカードをつけたりのサービスは当たり前。さらに昨年ご利用になったお客様には事前予約を促すメールを配信は怠らないはず。ついでに父の日のプレゼント予約も促進するような販促を展開しているから、利用者側にとっては、手軽でしかもリーズナブル。何よりも記念日にふさわしいプレゼントを自分で選んで忘れずに贈れるというのがメリットだ。
それと比べると、休日を返上して混雑している中、わざわざSCまで行って、贈る商品を選んで(カタログからのチョイスになると思う)、送り先伝票を書いて、時間と手間をかけるという行動はどうだろうか?
だからこそ、SCの店舗まで来て、購入してもらうような工夫や魅力が必要になるはず。GWイベントがどこのSCでも目白押しだ。集客する魅力作りを、こうした母の日やお中元、お歳暮などの歳時関連MDなど、SCが不得意とする分野で見直していかないといけない時期にきているのではなかろうか?
ネットを活用した効果的販促手法が今後は重要になるはず…。