動く人

久し振りに米国への旅をしてみて感じたこと。移動しながら生活している人がなんと多いのだろうと思った。世の中「巣ごもり」族が増殖しているとかいわれているけど、その反対に移動しながら生活を送っている人が増えているのではないだろうか?
narita.jpg
まず成田空港。何やら空港内ショッピングモールもすっかり変わっていて、行列が出来ている店がある。なんと!「ネイルサロン」。ここまで来てネイルするの?と思うけど早めにチェックインした人には、便利なショップなのかな!?やはり物販→サービスへ消費は変化しているのネ。
その隣店には、「MUJI to GO」。良品計画の「トラベル&モバイル」という新業態らしい。移動する全ての人を対象に役立つ商品が品揃えされていて、香港空港の「MUJI to GO」なんぞは年間4億円以上の売上があるのだとか。こんな空港内の、新しい景色に見とれてウロウロしている内に、私は搭乗時間を忘れてしまい、危うく乗り遅れるところでした。c(>ω<)ゞ
shiatle.jpg
 そんなこんなで、なんとか無事シアトル空港に着いて、ここで乗り換え。搭乗するまでに3時間の余裕があったので、またまたウロウロしていると、なんと携帯用のパソコンとか、i-phoneを使っている人の多い事!自宅や職場と同じ通信環境を持って移動している、まさに「モバイル族」!?航空チケットやホテルの予約など動態情報が公開されていて、どこでも入手して購入ができるし、e-チケットサービスで航空券がなくてもチェックインできるシステムが利用できるし、またその方が安くて便利という社会に変わっているからなのだろうが・・・。特に服装やスタイルに特徴が表れている人たちではないので、普通の人なんでしょうね。
 そういえば、帰りの飛行機で隣に座った子連れのママさんは、携帯電話でチケット予約をしていたな。成田-名古屋間の航空券予約をシアトル空港でしておいて、成田空港に着いてから予約が取れているかどうか確認していた。取れていれば成田で乗り換え、取れていなければ東京駅から新幹線で帰ると普通に言ってました。まさに移動の達人!
 アメリカ入国にあたっては、今回初めて入国申請なるものを自分でしなければならなかった。面倒になったなあと思って空港へ行くと、チェックインも端末マシーンで自分でしなければならない。「安い」と「時間の節約」という便利さを享受するには、何から何まで自分でやらなければならないので、結構大変ですね。
 江戸前風にいうと、「せちがらくていけねえ~ヤ」)^o^(って感じで、イヤハヤ大変な時代になったものだを痛感(´ρ`)