スタッフのスマートフォン所有ルールを考える
最新iPhone 5sでは指紋認証でロック解除やアプリのインストールが行えるなど
スマホの使い勝手とセキュリティに対応したバージョンアップが魅力的ですね。
ところで、コマースでは社内ルールとしてスタッフ所有のスマートフォンにおいて
いくつかのルールを取り決めています。
★OSを極力最新にする
★セキュリティソフトの導入
★改造行為は行わない
★アプリのダウンロード制限
★ロック機能を使う
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★OS/アプリを極力最新にする
OSのバージョンアップにより、セキュリティの脆弱性が解消される場合もあるので、OSは極力最新のiPhoneの場合は古い端末でない限り、最新のOSがインストールできるようになっていますが、Android端末はメーカー常に最新のOSをインストールできるようにはなっていません。
同様の理由でインストールされているアプリについても、最新バージョンがリリースされていないか定期的に確認を行うようにした方がいいと思います。
★セキュリティソフトの導入
iPhone用のセキュリティソフトはほとんどないのが実情ですが、Android端末では有料無料のものが多くありますので、これを設定してもらうようにしています。
★改造行為は行わない
これは上級のテクニックのため、
日常的に使用して自然と改造してしまったということは起こり得ないのですが
ネット上ではiPhoneでの改造行為(脱獄)を行ってカスタムする方法を公開しているサイトがあります。
メーカーの意図しない方法でスマートフォンを改造してしまうと、
スマートフォンがメーカーの意図しない設定になってしまう可能性があるため、
結果脆弱な端末になってしまう可能性があります。
このような改造行為は行わないルールにしています。
★アプリのダウンロード制限
メーカーやキャリアが用意する
正規のアプリケーション・ストア(Appleの場合はAPP Store、Androidの場合はGoogle Play)からのみアプリをダウンロードするようルールにしています。
Android端末の場合は上記以外で提供されるアプリをインストールできない設定がありますので、これを設定しておくのが良いと思います。
★ロック機能を使う
スマートフォンには備わっているロック機能
・パターンロック
・パスコードロック
・指紋認証
を設定して、電源を立ち上げてもすぐには利用できないようにしておくことで
万が一スマートフォンを紛失した場合にも、悪用や情報の漏えいを防ぐことができると思います。
以上の指針は情報セキュリティの指針を公開しているIPA(独立行政法人情報処理推進機構)の情報セキュリティガイドラインをベースにしています。
http://www.ipa.go.jp/security/antivirus/documents/08_smartphone.pdf
みなさんもスマートフォンの業務利用については上記を参考にしてルールを作っていくのが良いでしょう。
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