トイレのは・な・し
今月の「SC JAPAN TODAY」(日本SC協会発行の月間業界誌)は「トイレ」の特集号。表紙から全54ページを使って、商業施設や公共機関のトイレを取材した力作で、興味深く読みました。
トイレの切り口から各SCの特長が浮き彫りにされ、時代の変遷とともに、SCを創造するデベロッパーさんの「想い」や「意気込み」がヒシヒシと伝わってきます。新人さんにとっては視察時の参考書にもなるので、さっそく社内で回覧いたしました。
「ご不浄」→「トイレ」そしてトイレは「スイッチングルーム」へと進化してきています。日本のトイレはSCなど商業施設ばかりではなく交通機関や公園など公共機関に至るまで、世界で一番清潔で安心して使えるのではないでしょうか?外国人が日本に来て、一番驚くのは日本のトイレのきれいさかもしれませんね。
落書きもない、トイレットペーパーは必ず補充されてい、水漏れや故障で利用不可状態というのを最近みたことがありません。女性客が中心のショッピングセンターなら、尚さらのこと、さまざまな工夫が懲らされ、重要な差別化施策や売上貢献施策にも繋がるので、貴重な視点だと思います。
※下記写真は「京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター」のトイレです。フロア毎にトイレの意匠が違いますので、毎回どのフロアを選ぼうかと楽しみになります♪ 今回の特集号でも大きく取り上げられていました。
その他にも混雑状態にフレキシブルに対応した可変式のトイレや差別化、回遊性、売上向上のためのトイレ戦略など様々な事例が紹介されていて、新発見満載です。こうしたファシリティサービスの飽くなき追求と「らしさ」へのこだわりは日本の誇りですね。トイレ目的でSC廻りをするのも楽しくなりそうです♪
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