ショップページって、どれくらい見られているの?
webサイトは、アナリティクス解析ツールで各ページがどのように閲覧されているか把握することができます。「SES」はGoogle Analitcsという最も一般的な解析ツールを標準装備しています。
特に店長さんが自店のショップページを更新できる「SES」では、自店のアクセス状況を店長が把握できる機能をつけています。今年の4月からはGA4というGoogle Analitcsの新バージョンでアクセス解析ができるよう、順次実装してまいります。
1)GA4のバージョンアップに伴い新たな機能
GA4のバージョンアップに伴って、新たにショップページへアクセスしているユーザー数と閲覧時間、掲載情報毎のpv数など、これまで以上にショップページのユーザー利用状況が詳しく把握できるようにいたします。これまでは、更新画面から「アクセスを見る」ボタンクリックすると、Page View(pv)の把握だけでしたが、さらに「ユーザー数」「閲覧時間」「アイテム毎のpv数」が把握できるようになります。
(↓新「アクセスを見る」機能↓)
期間設定もできますので、1日ごと、1週間ごと、月間ごと把握したい期間を選択して、把握できます。
・pv:閲覧数
・ユーザー:アクセス人数(一人のユーザーが2回アクセスするとpvは「2pv」、ユーザーは「1人」となります)
・閲覧時間:設定期間中の閲覧時間の累計
上記のアクセス画面の例だと、一人当たり平均1.24pvとなります。また1ユーザー平均約22秒見ているという状況が推測されます。
2)「アクセスを見る」機能をどう活用したらいい?
どんな商品情報を掲載すると閲覧数が増減するのかを把握できますので、自店ページのユーザー層が何を求めているかかが想定できます。更新頻度や曜日、更新時間も店長自らが更新するので、ユーザー動向が判り、お客様への接客や集客に役立てることができます。
これまでの当社の調査では、「更新頻度が多いほど来店客数は増加する」がどんなジャンルのショップでも実証されていますので、アクセス状況を把握することで店長さんたちのモチベーションUPに役立っています。
3)更新が増えるとどんないいことがある?
更新は、1回にまとめて複数点を更新するより、1回に1点づつ毎日~毎週ごとに更新すると効果的です。更新頻度が多いショップ程、以下のようなお客様の反応を実感できます。
①ホームページを見て来店する方が増えた
②新規客が増えた
③掲載商品のことを聞かれることが増えた
④求人への問い合わせが増えた
4)どんな情報を更新すれば効果的?
下の飲食店で比較すると、「A」店の方が「B店」より更新回数が少ないのに、pv数は多いですね。
「SES」の更新情報には、「店長Voice!」「商品アイテム」「フェア・キャンペーン情報」「クーポン」「求人情報」など様々なニュースを掲載できます。但し、「店長Voice!」は掲載時間が24時間限定でテキスト40文字の掲載ですから、検索エンジンからのアクセスは減少します。
「A」店は商品アイテムを頻度高く月23回更新しているのでアクセス数は増加しています。「B」店は「店長Voice!」を1日3回位投稿しているから、更新回数は上がるけれど、商品情報の更新頻度は少ないので、pv数は「A」店より少ないです。「店長Voice!」は、来館者あるいは来館予定者に向けて、発信するツールとして効果的です。
「商品アイテム」は商品写真やプライス、タイトル、詳細説明などを掲載できますので、検索エンジンやサイト内のLPからの流入も増えるのでpv数が増えます。pv数増加=顧客接点増加に繋がりますので、情報の質や目的によって、使い方を工夫するとより効果的です。
5)まとめ-目標とすべきpv数は?
アクセス解析を使ってショップ情報をお客様に届ける。目標とすべきpv数はどれくらいなのでしょう。
1)アパレルなどの物販店なら2,000pv以上/月間
2)飲食見店やサービス店なら1,000pv以上/月間
これらの数値は、弊社の「SES」を導入しているサイトのアクセス解析や店長アンケート等によって判明した目安です。自店のアクセス状況を把握して目安となる数値より低い場合は、目標数値を設定して更新内容を工夫してみてください。店頭でお客様の反応が変わってくるはずです。
でも、Instaやtwitterなどsnsの活用の方が、お客様には届くのでは?
店長自身のアカウントを使って、日々snsを活用されている店長さんもたくさんいらっしゃると思います。1つの記事当たりでどれくらいのユーザー数や閲覧時間があるか把握していますか?snsは固定客との情報交流に欠かせないツールですが、新規客を開拓する、より多くの方にリーチする、エンゲージを深めていくなどの観点からみると、webサイトはより効果的です。
それぞれのメディア特徴に合わせて、PDCAを回しながらご活用ください。