「検定」と「けんてー」の違い

「けんてーサイト」を立ち上げたいというあるお客様があって、スタッフから見積もりの相談を受けた。「検定」といえば秘書検定とか、漢字検定とか日本語検定とか、一定の技能基準を査定し、働く人の評価参考値になる資格だとしか、思いつかない私は、
「検定試験をどうやってネットで可能にするの?」
「いや~、そんな堅苦しいものじゃないんですよ」
「だって、ネットだったらカンニングだって出来るだろうし、人に聞いて答えることもできるだろうし・・、それで一定の技能を評価するなんて、マズイでしょ?」
「回答時間を制限すれば可能なんじゃないですかね」
「回答結果はどうするの?有料なんでしょ?」
「その場で分かると思いますよ」
こんな噛み合わない会話をしばらく続けて、なんとなくうやむやになった後、「検定」というキーワードで検索したら、「けんてーごっこ」というサイトを見つけた。これがなかなか面白くてしばらく遊んでみると、彼の言っていた「けんてー」がこれだったと気づく。その試験の難易度も分かるし、受験者数に対して回答者数もわかり、気軽に受験してみると「5,000人中10位です」という結果なんかもその場で表示され、まんざらでもない気分になったりして・・・。何よりも自分が検定問題の出題者にもなれるのだ。いろいろな「けんてー」があってインターネットの特徴を活かした機能がちりばめられていて「ギャル文字 」、「写真」・・・な~んてのから企業の広報活動やエコ活動への関心喚起的な「けんてー」もあり、なかなか面白い。
発音が同じでも、「漢字」と「ひらがな」でこうも意味が違うとコミュニケーションギャップにもなりますね。そういえば「お弁当」と「おべんと」、「携帯」と「ケータイ」等同じようでもチョット違う意味で使っていることが増えました。ちょっと注意しないといけないと思った。イカンね。
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でも「あじさい」は「紫陽花」と書きたい今日この頃です(=´Д`=)ゞ