SCのDX☆何から始める?

営業自粛が長期化する中で、「SCの販促を止めてはいけない」との想いを込め、デジタル販促サービスを昨年から提供しています。具体的には、「スタンプラリー」「抽選会」「予約・整理券」の3種のデジタル販促サービス。既存クライアント以外のSCさんでも採用され実施例が増えてきました。

そこでちょっと実施後の考課検証について、おさらいをしておきたいと思います。

販促目的が各SCによって検証項目も当然変わりますが、リアルの販促考課測定は、web上の参加数や景品交換率、CPA(cost per Action)だけでなく、館内の来場者数や店舗ごとの利用数、売上変動率など売場での数値検証も併せて分析すると、次の施策に活かせると思います。

また結果は、店長会でフィードバックして、店舗からのアンケートや感想など定性的検証も併せて行い、課題共有していくとデベさんとテナントさんとが一体となった販促活動を展開できるようになります。告知メディアやビジュアル、告知方法の検証も、成果を上げ続けていくには重要なポイントですね。

デジタル販促「smatch」で、十分に手応えを実感いただけたなら、その先にあるデジタルシフトへ。

深く強く「つながる」チカラをつくりだす、情報発信基地webサイトの構築、「SES」 の導入をぜひご検討ください。

webサイトの構築CMS「SES」についてはこちから>

コロナ禍が長引く中で、「SCのDXって何?」が模索されています。「今さらホームページ?」「SEO対策より#検索でsns強化でしょ?」と思われるかもしれませんが、今だからこそ「webサイト」のDX化をおすすめします。

snsは漂流していく情報であり、情報源としての信憑性に欠けるという側面があります。拡散力やコミュニケーションツールとして、顧客とのコミュニケーションやエンゲージを深める‥リピータ造成に適しているツールだと思います。ただ最近、フェイクニュースやなりすまし詐欺などの横行により、ユーザーの使い分けも進んでいるメディアであることを理解しておかなかればなりません。

グラフは、弊社で受託しているSCwebサイトのここ3年間の利用動向です。2019年までは、ショップページアクセス割合が85%以上だったのが、コロナ感染拡大をうけて、2020年はTOPページ、営業時間や退店などの営業情報(guide)ページのアクセスが増加しました。みんながSCの営業情報を知りたがっていたことを反映しています。そして今年2021年は、ショップページへのアクセスが回復しつつあり、TOP、guideページが減少傾向にあります。このままMDの肝ともいえるショップ情報へのアクセスが増加していくといいのですが。(※SCの主役であるショップページのアクセス増がMD訴求力UPに繋がる)

災害・緊急時、生活者の情報源として、公式サイトの信憑性をユーザーが評価している1例だと思います。SCの魅力は店舗構成、空間や時間を過ごす「コト」消費を提供する施設であることが原点にあって、販促はそのSCの魅力を伝え、テナント支援をすることだと思います。

一方、テナント企業であるメーカー・小売り企業は、製造から販売まで手掛ける強みを活かしたデジタル販促を加速させています。例えば「洋服の青山」が展開したノンアイロンYシャツ4,900円→10円で販売CNPや、自社アプリ決済をリリースしているユニクロなど、スピーディに一気通貫した営業~販促手法のノウハウを蓄積しています。そうなるとテナント企業にとって、SCに出店するメリットはなんでしょうか?

何故テナント企業はSCに家賃を払って出店するのか?

「新しいお客さまを開拓し、リピーターを増やしたいから」

どんなビジネスでも底流にある「商い」の原則だと思います。そのために自社だけでは開拓できない新規客を、SCに出店することで獲得する。

当社の「SES」は、SC専用に開発・改良し続けていますのでwithコロナ、Afterコロナを見据えて、SCの課題解決をサポートしています。

<ネット特性を反映した「SES」の特長>

1)新規客の開拓ができる設計、web構築

・導入サイトの平均新規ユーザー割合は、80%以上。(※当社実績:organic流入が80%以上)

webサイトは新規開拓に向いています。SEO効果の高いサイト構築で新規ユーザーを開拓し、リピーター造成に、メルマガ、LINE、sns、アプリを活用というポジショニング。

また、アプリやキュレーションサイトにスクレイピングされるコンテンツも、webサイトが情報発信基地となります。SCの情報基地局=webサイトが充実していくことで、アーンドメディアとの相互関係が活かされてきます。「クーポン」発行だけが販促活動では、ECサイトとの差別化もできません。

webサイトやオウンドメディアで顧客資源を創造し、リーチできるようになると、web広告を出稿しなくても新規客や販促効果を得ることができ、大幅なコスト削減を実現できます。なによりもお客様とのエンゲージも深まりますね。

2)とことん運用によって成果を上げる
※新しいツールを導入して、効果がないから止める。こうしたロスを繰り返してませんか。初期導入より運用に重点をおいた販促が、強いSCを造っていくことに繋がると思います。IT技術に依存したり、売り場という空間や販売員等、SCならではの要素を視野にいれないDXは、テナントからの指示を得られず、長続きしません。

3)webサイトを情報発信基地としてsns投稿の自動化、サイネージ掲出の自動化など他メディアとの連携や相互送客の仕組みを自動化して運用作業の軽減を図れます。またLINEやアプリとの相互乗り入れ、LPの生成、送客強化など、snsやメディアの特性を活かした活用ノウハウを提供しています。・・全ては、売り場へ集客するために。

<SCのDX化>
まずは、SCの情報をデジタル化しましょう。SCが持つリソース、つまり店舗構成や店舗の魅力、ファシリティ、営業時間などを正確にデジタル化してタイムリーに提供することです。

・新しい顧客をwebサイトで開拓できていますか?

・天候やコロナ状況などで変化するお客さまの欲求に対応していますか?

・SCにMD魅力を充分に発信できていますか?

・webサイトがテナント支援に繋がっていますか?

消費者はリアルでもオンラインでも購入できるチャネルを駆使しています。テナント企業は独自でDXによる新たな販売スタイルを進化させています。

アクセス解析やアンケート調査などを総合的に分析して、自社の強味を再確認し、混沌とするwebの世界から一歩を踏み出しましょう!

コロナ禍で浮彫になったリアル商業施設SCの内在化していた課題=DXの遅れ、顧客離れ。
専門店の集積施設であるSCの魅力や価値をどこに見出していくのか?SC特化型のスペシャリティカンパニーとして、他社協業や連携も踏まえて、新しい価値を一緒に創造していきたいと思っています。

webサイトの構築CMS「SES」についてはこちから>

withコロナ。深く強く「つながる」チカラをつくりだす、情報発信基地・webサイトのCMS「SES」 の導入でその先にあるデジタルシフトへ。

「SES」についてはこちから>