3年ぶりの開催☆江戸時代から続く大伝馬町「べったら市」

2022年10月19(水)、20(木)にここ大伝馬町の恵比寿神社界隈で、「べったら市」が開催されています。路地に溢れるべったらの匂い♪1年に一度のお祭りだから、この2日間は、特別。コロン架で3年間開催されていなかったので、アフターコロナの宣言のようなお祭りを楽しんでいます。

前日帰る時は、何も出店などがなかったのに、19日朝出勤したら、凄い!屋台の数!400店以上の出店があるそうです。1500以上の提灯が先週から道路沿いに掲げられて、宝田恵比寿たからだえびす神社を中心とした大伝馬町一帯(日本橋、大伝馬町、本町通り)また堀留町ほりどめちょうにかけて、べったら漬けを売る露店が立ち並びます。夕方から提灯の灯りでゆかしい雰囲気に包まれ、そこには昼間とは違った夜祭の風情が醸し出され、秋の夜長の時間を楽しむことができます。

けっこう夜遅くまで開催しているので、夜はサラリーマンの人達で、歩くのもスムースには行かない程ですが、露店で好きなもの買って、ビール片手に食べ歩き、坐ってワイワイがやがや、みんなほっとしたような久しぶりの解放感に笑顔になってます。名物のべったら漬けをはじめ、七味、飴細工などを売る400店舗もの露店が立ち並び、いつもはビルが立ち並ぶオフィス街ががらりと変身!

日本橋本町の宝田恵比寿たからだえびす神社では、毎年10月20日に「恵比寿講えびすこう」(商家で恵比須神をまつり、親類・知人を招いて祝う行事)にお供えする習慣があったそうで。当時は商売繁盛を願って恵比寿神をまつる商人相手に、大黒様や神棚、恵比寿さまの打ち出の小槌、切りさんしょうなど、様々なものが売られていたそうです。そのなかでもべったら漬けがよく売れ、露店の名物となり、そのまま市の名前にまでになりました。「べったら」は、大根の麹こうじ漬けのことをいいます。江戸時代から続く東京の伝統的な漬け物で、表面についた甘酒の麹がべったりしていることから、この名がついたそうです。

久し振りの開催です。当社の界隈の賑わいが事務所にいても聞こえてきて、そわそわしますね。ぜひお運びください。

べったら市公式サイトはこちら>