どこ行く静岡♪

大河ドラマ「どうする家康」で注目される静岡観光キャンペーン「どこ行く静岡」。そそられますネ♪コマースの鈴木です。

静岡といえば富士山とお茶?が有名ですが、近場で観光スポット満載のエリアです。

先日、前から行ってみたかった「登呂遺跡」へ行きました。教科書などで弥生時代の風景をかすかに覚えてはいるのですが、実際その場に立ってみると2000年の時空を超えて、弥生人になったようなタイムトリップを経験。おススメです。

※赤米の田植え風景

登呂遺跡は、第二次世界大戦中(1943年)に軍需工場建設の際に発見された記念すべき遺跡。

弥生時代=農耕民族の記憶が蘇ってきますが、それは登呂遺跡に水田跡の遺構が確認されたからなんですね。遺跡敷地内には、静岡市立登呂博物館があり、地元の方達がボランティアで当時の生活を丁寧に説明してくれます。この日も学生が課外授業として見学に来ていて、田植え、火起こしや米付き、機織りなどを体験学習していて、大変勉強になりました。

「鉄」がこの時代の文明開化を促進させていったんですね。鉄で木や石を削り丸い樹木を四角い柱に成形できたことで、複数の柱を組み立てて「家」ができる。ネズミや害虫からの被害を防ぐために高床式倉庫を建造し、そのネズミを駆逐する狐が人々の守り神(お稲荷さん)として信仰されてきた・・・等々。原始の記憶が体内から湧き上がってきて2000年の時間がずーっと繋がるデジャブ?体験を味わえます^^

弥生の人々も富士山をこんな作業の合間に眺めていたのかな。気候温暖だから山の幸、海の幸にも恵まれたここ静岡の地で、滋味豊かな人々の食生活や工芸文化が育まれてきたんですね。雄大な富士の裾野で暮らしていたら、自然と謙虚さや穏やかさ、そして安心感が生まれてくるのでしょうか?家康がこの地を終の棲家として選んだのも、腑に落ちるような感じがします。

静岡市立登呂博物館>
https://www.shizuoka-toromuseum.jp/

また、登呂遺跡の発掘には、地元の中高生が中心にたくさんの市民が参加したそうです。敗戦後の日本人がアイデンティティを探し求めていたからでしょうか?雄大な富士の裾野で暮らしていると、おのずと謙虚さと感謝が育っていくのかもしれませんね。市民参加の伝統はいまも受け継がれ、登呂博物館での解説、体験学習のサポートなどにボランティアスタッフが活躍しています。当日は、ボランティアの人による赤米という古代米の田植え作業を見学することができました。


そして、繋がるサプライズがもう一つ。なんと!この登呂遺跡の中に「静岡市立芹沢銈介美術館」が☆

知らなかったのですが、芹沢 銈介氏は静岡市出身。登呂博物館隣にあるのは、時空を繋げる地元の方々の計らいなんでしょう。

芹沢 銈介氏は、日本の染色工芸家。静岡県静岡市生まれで、静岡市名誉市民。文化功労者。重要無形文化財「型絵染」の保持者。明治時代に民藝運動を提唱した柳宗悦と共に活動した日本の代表的な工芸家。日本人なら誰でも見たことがある文様や型染は、今見ても新しい、斬新、そして瑞々しい!ここにも繋がる風土が生む美しさの伝承。

静岡市立芹沢銈介美術館はこちらから>

展示館には「型絵染」を中心とした氏の作品は勿論ですが、芹沢氏が収集した美術品や民芸品などが多数展示されていて、見どころ満載の美術館です。「富士に雲」。弥生の人も見ていた風景を芹沢さんはこんなふうに表現。なんて素敵なんでしょう♪

他にも「三保の松原」「久能山・日本平」・・など、まだまだ観光スポットがたくさんありますが、静岡は「食」も豊かです。ぜひお運びください。

次は「どうするお土産」?!ですね(笑)

そこで静岡の2SCをご紹介します。

1)2023年SC大賞を受賞した「新静岡セノバ」さん>(駿府城近く/静岡駅徒歩5分/静鉄静岡駅隣接)

地元名産のお茶をもちろんのこと、地場生産のチーズを使った乳製品や菓子や総菜。クラフトビール店、チーズピゲ、他にも「ガンバロウ シズオカ!プロジェクト」期間限定ショップ『CENOVA SELECT』等々豊富な地元銘品が揃っています。

2)清水エスパルスドリームプラザ>(清水港隣接観光型SC)

なんと「ちびまる子ちゃん」の作家さくらももこさんはここ清水市が出身地。清水市の小学校にはまる子ちゃんキャラクターが寄付されていて、地元の子供たちは、まる子ちゃんと一緒に地元のことを学んでいるそうです。こんなところにもボランティア精神が繋がっているのなあ・・☆

「ちびまる子ちゃんランド」は、清水エスパルスドリームプラザ内にあります>

「ちびまる子ちゃんランド」は学校や漫画にでてくる懐かしい風景が館内にあって、昭和生まれの人にはたまらない施設。また清水港で水揚げされた新鮮な魚介類が味わえる「清水すし横丁」やお土産屋さんがたくさん出店しているアミューズメントSCです。

「どこ行く静岡」

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わが社の経営理念です。

観光資源を取り込んで、SCの魅力発信に貢献できるようになれるといいなと思いました。