「ゆめが丘ソラトス」☆相鉄いずみ野線ゆめが丘駅直結の大型ショッピングモール☆

7/25(木)に開業した「ゆめが丘ソラトス」へ行ってきました。
規模は延床面積9万6800㎡(地上3階建、地上1階建+屋上駐車場、立体駐車場棟)、店舗面積約4万2700㎡。
建物はソラトス1~3で構成されおり、ソラトス1には関東初出店の11店舗含む129店舗が出店。ソラトス2は家電大型店「ヤマダデンキ テックランド」と駐車場。ペデストリアンデッキを通じてソラトス1と行き来ができます。ソラトス3は、ゆめが丘駅の高架下に位置し、店舗と広場スペースがあります。広場スペースではイベントやマルシェが開催されるそうです。

相鉄グループが推進する再開発事業・土地区画整理事業の中の1つである「泉ゆめが丘土地区画整理事業」の一環として、「ゆめが丘ソラトス」、「ゆめが丘総合病院」、住宅などが整備されました。
ゆめが丘駅周辺は、畑、いちご狩りが楽しめる観光農園、果樹園など、多くの農地が広がっており、同施設はこの地域資源を豊富に生かし、「食」「アクティビティー」「教育・文化」 など、さまざまな体験ができる交流型集客施設を目指しているそうです。

当日は、台風の影響で強い雨が降り続けるあいにくの天気でしたが、ゆめが丘駅の「ソラトス改札」からはぬれずに施設へ行くことができました。

ソラトス1のメインエントランスを入ってすぐの場所には、高さ約20メートルの吹き抜け空間があります。天井からは光が降り注ぎ、シーリングファンがゆっくり回転しています。木目調のデザインにより、建物全体にあたたかみを感じます。
通路がとても広く、アパレルを中心にレイアウトに余裕を持たせた店舗が多いため、ベビーカーを押しながらでもゆっくりお買い物ができるスペースが確保されています。
館内のあちこちにベンチがあるため、混みあうことなく買い物客が思い思いに休憩を取っていました。

▼地域交流体験スペース
1階の「Live Kitchen SORATOS」では、料理教室やワークショップなどの体験イベントが行われています。
「SORATOS Room」は、2階と3階にあり、催事、展示場、セミナーなどに利用されています。この日は、北欧発のスポーツ「モルック」を紹介していました。親子や友人同士で楽しむ姿が見られました。
これらのスペースは、エリアの発展・地域住民のつながりをより深めることを目指して設置しているそうです。

▼地域の“食”へのこだわり(1階)
「ゆめが丘マルシェ」は、スーパーマーケット「そうてつローゼン」をはじめ、精肉、魚介、青果、惣菜、スイーツ等、多彩なラインナップが出店しているエリアです。
関東初出店の「Ito Denwa」は、スローフードや日本全国の特産品を数多く取り揃えていました。
特にお米は、約30種類の農家直送米を好きな量目で提供していました。小売店では米が品薄なこともあり、「完売」の札が目立ちました。

「FOOD CIRCLE~Eat locally and seasonally」にある店舗は、ゆめが丘産、神奈川県産にこだわった食品を扱っています。

ベーカリーカフェ「gout gout YUMEGAOKA(グーグーユメガオカ)」は、神奈川県産の小麦や地域の果物や野菜を積極的に使用しているそうです。
スイーツ&カフェ「Augusta MilkFarm(オーガスタミルクファーム)」は、近郊の「相澤良牧場」で育った牛から搾乳した牛乳を使ったスイーツを販売。SC初となる新商品「バウムクーヘン」をお土産に購入しました。

グローサリー「YYYard(ヤード)」は、食料品を中心にゆめが丘や神奈川県の地産品が揃っていました。スイーツ&カフェも展開しています。

クラフトビール醸造所「YUMEGAOKA SUNDAY BREWING(ユメガオカサンデーブリューイング)」は、ゆめが丘産のホップを使用したクラフトビールなど10種類が味わえます。
お土産に持って帰ることはできないか伺ったところ、専用容器によるお持ち帰りを検討中とのことでした。
また、Live Kitchen SORATOS(1階)では、醸造所の内部に入り、ビール造りを見学できるイベント(有料)を8/31に実施していました。

▼子育て応援の取り組み(3階)
「FOOD STATION」は約700席からなるフードコートです。関東初出店の「鶏山劇場」など全9店舗が出店しています。
フードコート内にはキッズスペースがあり、併設の「station view terrace(ステーション ビュー テラス)」(屋外)では、食事をしながら相鉄線の電車が走る様子が見られます。晴れた日には富士山を眺めることもできるそうです。
また、近くにベビーカーを押したまま入れる広々としたつくりのファミリートイレがあります。(各階全てのトイレにキッズトイレ、ベビー休憩室、授乳室を完備)

ステーションビューテラスから階段を上ると、屋上の広場「そうにゃんぱーく そらの広場にゃん」に行くことができます。広さは約3,000㎡、年齢によってでエリアが2つに分かれていて、成長に合ったカラフルな遊具を設置しています。大きい子供向けのエリアにはターザンロープもあります。
この日は強雨だったため屋上は閉鎖されており、残念ながら広場に行くことができませんでした。

「109シネマズゆめが丘」には、キッズ向けシアター「KIDS CINEMA」があります。
撮影した写真をその場で缶飲料のラベルにできるサービス「Snap Drink(スナップドリンク)」が国内の映画館では初めて導入されているそうです。

新アミューズメントパーク「ASOBLE(アソブル)」が関東初出店。今日のような雨の日や夏の暑い日でも、子供たちが楽しく過ごせます。大人気遊具「ふわふわドーム」や世界初の遊具「ねじれクライム」は無料で利用できます。このほか、「ASOBLE ブックス」、ゲームコーナーがあります。

▼循環型社会への取り組み
ゆめが丘駅の「ソラトス改札」から施設に入るとすぐに衣類回収ボックスがありました。
着なくなった衣類を捨てるのは忍びないという人は多いはずです。私は、地域の資源回収場所へ持っていきますが、隔週の土曜日なので忘れてしまうこともしばしばです。ショッピングセンターにリサイクルボックスを設置するのは、便利で良い取り組みだと思いました。
ソラトスでは、太陽光パネルを設置したり、飲食店から排出される生ごみなどからたい肥を作り施設の植栽に活用したりと様々な取り組みを行っているそうです。

▼最後に・・・
冒頭でも記述した通り、ゆめが丘駅周辺は徒歩10分圏内で「いちご狩り」が楽しめたり、遊歩道が整備された川沿いの親水公園を散策できるなど、豊かな自然に恵まれた地域です。土地区画整理事業によりソラトスと総合病院等が整備されたことで、遊びのスポットとしてだけでなく、住むエリアとしても魅力が増しました。この地域がどのように変化していくか、ソラトスがどのように役割を担っていくのかとても楽しみです。