2024年を振り返り★Lastブログです。

銀杏の葉がフィナーレを演出する紙吹雪のように空から降り注ぐ年の瀬。今年1年は皆さんにとってどんな1年でしたか?コマース鈴木です。

今年は元旦に能登半島に激震が走り2024年を予兆するような不穏な幕開けでした。環境変化や防災への危機意識がどんどん膨らみ、SCのトレンドに「防災」「防犯」特集が組まれたのも2024年の特徴。能登半島地震の復旧も未だめどが立たないエリアもあり、1日も早い復興を祈るばかりです。

「防災」研修で意識と行動が変化。

日常的に防災対策を意識しつつも、いつかいつかと先送りにしている課題。当社は、今年10月に金藤純子さんから「防災研修」を受けました。天災は、いつ、どこで遭うか予測ができないので、実体験者から聞く被災状況は、生々しく真剣そのもの。被災時の状況や日常的に備える物資や対策など、具体的に教えていただき大変参考になりました。

ショッピングセンターは災害時の避難所や生活インフラの拠点となる場所でもあります。またそこで働く人たちの命を守る、日常を取り戻し職場復帰を速やかにできるような補助や準備など課題も山積。

最新の防災対策と予備知識を得ることで被災を最小限にくい止めたいですね。SCの店長会などで、ぜひ金藤さんの研修を受講することをお勧めします。

金藤さん研修について詳しくはこちらから>

研修後、自宅や会社での備蓄品チェックや避難経路の確認、気象情報の収集など日常生活の中で少しづつ意識と行動が変わってきました。私も自助・共助の一歩のために、ここ大伝馬町一之部の町内会に入りました。

町内会つながりで蔦重勉強会

町内会に入ったこともあり、ここ大伝馬町に関わることが増え、今年は「蔦重勉強会」が開催され参加しています。面白い!

2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』の主人公蔦屋重三郎が開いた「耕書堂」はここ大伝馬町にありました。現在はTOKYU HOTELの向かい側に記念碑が設置されているのですが、ちょっと分かりづらいかもしれません。定期的に開かれる勉強会では、貴重な黄表紙を見ることができたり、浮世絵ワークショップが開かれたりと、発見とワクワクが拡がります。

“蔦重”は蔦屋重三郎の略称で貸本屋から身を興して、書籍の編集・出版業をはじめ、33歳で商業の中心地・日本橋(大伝馬町)に店を構え、“江戸の出版王”へと成り上がっていきます。現代ならカルチャープロデューサー的な有名人でしょうか?ただ蔦重の凄いのは江戸時代に留まらず欧米の絵画史に影響を与えた浮世絵や、外国人ファンも多い「漫画」の原形を後世に伝えたパイオニアというところですね。


勉強会で初めて見る黄表紙。こんなに奔放で奇怪で面白い物語を江戸時代の人達は楽しんでいたのかと。現代の生真面目で箱庭のようなスケール感とはかけ離れた日本を再発見!黄表紙は現代の「漫画」の原形ともいえる文化へと引き継がれ、世界中に多くのファンを持つ日本カルチャーへと進化してきました。でも江戸時代の黄表紙なんかと比べると、現代の漫画は優等生的だと思います(笑)

ご禁制に逆らいながら、知恵を絞り「べらぼう」に挑んでいった蔦屋重三郎の生涯は、閉塞感漂う現代に新風を吹き込んでくれるのではないかと期待しています。

【NHK公式】大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」

「ゆめばなし」と謳っているところから、さぞや“痛快”エンターテインメントになっているのではないかと想像します。そんな自由さが現実とはかけ離れているかもしれないけれど、「面白い!」を追い求めた偉人を1年かけてじっくり観てみたいです。

今年1番うれしかったこと☆

デジタル時代は全てがスピーディに過ぎていくので、振り返る余裕もなく師走(≧▽≦)
この時期、1年を締めくくる漢字やランキングニュースが流れてきてはじめて、大谷翔平、パリオリンピックやウクライナ戦争、物価高、猛暑が3ヵ月・・秋が短い、体調管理が難しい・・しみじみ身体が記憶していることに想いが詰まりがちです。

そんな中で、年末うれしいニュースが飛び込んできました。都道府県別Google検索キーワードランキングで「KITTE大阪」が1位に!

2024【大阪府】検索ランキング結果(2024.1.1-11.20)
これだけ話題豊富な2024年だったのに、上位2位までが「ショッピングセンター」開業で占める快挙。嬉しいね~٩(ᗜˋ*)
日本全体の総合ランキングと比べても、凄くないですか?リアルに存在する建物の魅力、街のへの期待感が高いということも再確認。それは、現場で働く人や店長さんスタッフさん、私たちのようなサポーター含め、繋がることで実現できたリアルな空間の吸引力。

99.9%、ユーザーの興味・関心が選んだランキング結果ですが、0.1%位?当社の「SES」で構築されたSCのwebサイトがGoogle先生から💮(はなまる)もらったような気持ち♪その評価に当社も微力ながら一役を担えたことを素直に感謝したいです。

「SES」活用★Best2024年賞

「SES」を導入いただいているSCのアクセス解析を4月~11月まで集計してみました(2024.4-11月期間)
ショップの更新回数1位:水戸駅ビルエクセル/月平均:1,413回
ユーザー当たりのPV数1位:水戸駅ビルエクセル5.1pv/ユーザー(平均2.8pv/ユーザー)※当社値
「水戸駅ビルエクセル」さんは、開業40周年を迎えるJR東日本が運営するSCさんです。「水戸駅 お土産」「水戸駅 グルメ」などオーガニック検索の平均掲載順位は1位!
「新しい」にニュース性があるのは当然ですが、更新回数が多い、内容がタイムリー、ユーザーの求める情報ソースとして適正であると評価されるので、ショップさんの頑張りが成果をもたらした結果だと思います。「新開業」の「新しい」より「日々の発信」をチーム力とエンゲージメント率で持続していることが素晴らしいです!
「SEOは1日にしてならず」こういうSCさんの頑張りに私たちも励まされます元気をもらっています٩(ᗜˋ*)
こういう夜は、酒が旨いねぇ(*^-^*)
一緒に頑張ってくれる社内スタッフにも献杯です♪
今年最後のブログがこういううれしさで締めくくれて、元気をもらっています。
皆さんのランキング1位の出来事は何でしたか?
来年も売場が元気になるよう、頑張っぺ^^

佳き新年をお迎えください♪