グーグルスプレッドシートのフォーム機能

今回はちょっとしたグーグルの機能をご紹介(なんだかグーグルのことばかり取り上げてしまっていますが・・・)
グーグル・ドキュメントは、ワープロ、表計算、プレゼンテーション…といった、マイクロソフトのOfficeにあわせたような機能をウェブブラウザ上で提供しているサービスです。マイクロソフトのOfficeでひととおりのソフトをそろえようとすると数万円かかってしまいますが、グーグルのグーグル・ドキュメントは無料のアカウントでだれでも利用することができます。もちろんマイクロソフトのOfficeに比べればできることは非常に限られてはいますが。
さて、そんなグーグル・ドキュメントのなかの表計算部分のサービス(Officeでいうところのエクセルにあたりますね)であるグーグル・スプレッドシートには、通常の表計算機能だけでなく、ちょっとしたウェブならではサービスがついています。それがオンラインフォーム機能。
いままでオンラインフォームというと、htmlだけでなく、cgiだのサーバーだの…ちょっぴりややこしい知識が必要になってくるので、だれもが気楽に作って公開できるようなものではありませんでした。しかしこのグーグル・スプレッドシートの機能を使えばそのハードルがぐっと低くなります。

いくつかのテキストを入力していくだけでフォームは出来上がります。

入力された結果は即時グラフに反映されて公開されます。このグラフはフォーム送信後に公開することもできますし、一般に非公開にすることもできますし、フォームを送信する/しないにかかわらず全員に閲覧してもらうこともできます。

グーグル・スプレッドシート上には送信されたアンケートデータが蓄積されていきますので、これをエクセル形式などでダウンロードして、Officeソフトで編集することもできます。
SSL対応など、基本的な情報保護の機能が備わっているわけではありませんので、個人情報にかかわるような情報の取得には利用できないと思います(※この点についてはくれぐれも注意してください)が、たとえば勉強会開催後のアンケートや、メールマガジンの感想を聞いてみたい…というようなちょっとした集計には役立ちそうな機能です。
ブログなどに設置することもできますし、メールマガジンの末尾にリンクを挿入する…という形で利用することもできます。
…というわけで、今回の知って得するITトレンドについてのアンケートフォームを設置してみました。さっそくですが、よろしければアンケートに答えてみてください。
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