ビジネスランチ
4月になると朝の通勤電車が遅れる。新入社員が満員電車の乗り降りに慣れないかららしい。新社会人にとっては最初の試練といえるだろう。何もかもが初々しい新人さんたちから、ビジネスマナーについて聞かれる機会が多いのもこの季節。
最近、質問されたことでは、お客さまとの食事について。私も実は得意ではないので、教えられる程のノウハウはないが、食事をするような機会に慣れるなら、まず「ビジネスランチ」から始めることをすすめる。
1時間位で食事が出来、ほどよく静かな場所、だけどあまり気取らない店がいい。個室であらたまってしまうような場所では、緊張して会話を楽しめないから。そのエリアについてよく知らない場合は、率直にお客様に聞いた方が良い。心がけることは、食べるスピードと話すタイミングかな。相手が食べている間に自分が話し、相手が話している時に自分が食べるようにすると、会話のやり取りと食べるスピードが合って、同じペースで食事をすることができる。基本的にランチ中にメモは取れないので、頭の中はフル回転でも表情は、あくまでもゆったりと・・・。な~んて結構難しいのだ。特に食べるスピードは今でも難しい。
若い人と一緒なら、早すぎると叱られ、かたや先輩経営者と一緒だったら、その早食いの私の1/2位のスピードで食べ終わるから、殆ど丸呑み?状態。それなのに相手方の方がヒト一倍しゃべってるなんて事も、間々あります。お陰で早食いは職業病ともいえる悪癖になり、
「鈴木さんは食べるのが早いので、食事した気がしない」なんて友だちから敬遠され、一人食が多くなってしまいます。
早い話、ビジネスマナーなんぞというものに振り回されないで、相手方の気楽さを優先して振る舞えば、OKなんです。(なんちゃって、これが出来れば苦労なし)
でも、こういう質問をされるだけでも、先輩社会人はわが身を省みて新年度を迎えられますから、りフレッシュ効果大ですね。