> Shoppingの現場から

「お出かけ」を創出する企画

冬のセール期を前に、毎日のように割引セールやお得なお知らせが届きます。今年は特に10月まで暖かい日が続き、冬物衣料の出足が良くなかったですからね。それでなくともファッションが売れない時代になって、商業施設の集客は深刻化しています。ファストファッションの品質やトレンド感も向上していますし、そんなに目立ったトレンドもないし、箪笥から溢れるほど洋服はもっているし、職場もスーツを着ている方が却ってダサいし、オシャレして出かけるような機会も減ったし、まして忙しいからECサイトで買えば商業施設へ行く必要はないし・・・・と買わない理由を上げればきりがない程、消費者の生活スタイルは変化しています。

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そんな中で、おしゃれをして出かける機会を作るイベントで、いいなあと思った2つを紹介したいと思います。

1)立川映画デート(11/5~12/25)

立川ルミネ×シネマシティのコラボ企画で、ショッピングと映画鑑賞どちらもお得に楽しめるイベント。

ルミネのお買物レシートで映画鑑賞料金が300円OFFに。一方映画の半券をルミネへ持っていくと抽選で500円OFFになるというサービスです。上映映画の紹介やカフェや飲食メニューもチラシで紹介。さらにルミネアプリダウンロードで新作映画の試写会へ招待付きというサービスも付いてます。これまでも映画半券でグルメ特典などを提供しているSCは多かったのですが、映画を見る前に特典を利用できるところがポイントですね。冊子では映画紹介やグルメメニューなどの情報が充実していて、すごく丁寧に準備をしてきている企画だと思いました。スマホサイトでその魅力を伝えてないのが、残念です。

デート+シネマ+お買物+お食事→映画を見るなら「立川」で。お買物するなら「立川」で。デートするなら「立川」で・・と地域の魅力を様々な切り口で提供しているイベントは、とても魅力的だと思います。お膳立てを整えて、街への集客を促進する丁寧な企画だと思いました。毎年繰り返されていくと、映画=立川=11月=買い物促進という連鎖が生まれてくるのではないでしょうか?

ちなみに立川ルミネはキッズやファミリー層に照準を合わせたリニュアルもしています。キッズ関連ショップの入れ替えはもちろん、1F,地下の食品フロアに北欧雑貨店や子どもの遊び場、おもちゃ店、ドラッグストアなど買い周りに便利な生活サービス店がリーシングされ、それが食品となんの違和感も感じさせない、いやむしろ新鮮なイメージを感じる新しい試みだと思いました。

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2)ツイードラン2016が東京・愛知で開催 – ツイードに身を固めて街を走る
ツイードを来て自転車で街を走るという企画。
ツイードの国として知られる、イギリス・ロンドンで2009年に始まった「ツイードラン」。現在はロンドンをはじめ、ニューヨーク(アメリカ)、フィレンツェ(イタリア)、ビクトリア(カナダ)、シドニー(オーストラリア)など、世界各都市で開催されているそうです。その様子がとてもおしゃれです↓
http://www.fashionsnap.com/news/2016-08-13/tweedrun-2016/
東京では渋谷-表参道エリアを対象にして今年10/23に開催さました。“ツイード”をドレスコードに、自転車で街を走ることによって、ファッションのひとつのシーンを創造していく。素敵な企画ですね~♪今年は見ることができなかったので、ぜひ来年は沿道で観賞してみたいものです。
また、新企画として「デニムラン尾道 2016」が広島県尾道市・しまなみ海道にて、2016年11月23日(水・祝)に開催されるそうです。

販売チャンネルの多様化もリアル商業施設での買い物には影響が少なからずあります。メルカリやフリマ、アウトレット、ECサイトなど等。買い物場所はリアル店舗だけとは限りません。リアル店舗へ行って買い物に2時間かけるなら2分ですむネットチャンネルを利用するという利便性に軍配をあげる人も多くなってきています。

商業施設へ出かけて、お買物をする動機、きっかけ作りを本気で考えていかないといけない時代だと思います。街へ出ると美しい銀杏をみることができたり、子どもたちを遊ばせたり、美術館へ行けたり、家族で食事ができたり・・・、そして買い物もできる。ネットでは買い物しかできませんが、街へ行くともっとたくさんのコト消費ができる。エリアの魅力を発信していくこともこれまで以上に必要になってきているのではないでしょうか?

コマースでは、2017年SCビジネスフェアで「お出かけ」を促進できる、商業施設へ集客する、そんな提案をしていきたいと思います。詳しくはこちらから>>

これからその内容を少しづつ発信していきますので、ぜひご来場ください。