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メセナ大賞おめでとうございます☆「工房からの風」

ニッケ・コルトンプラザで毎年開催されているクラフト作家の野外展「工房からの風」の活動が、(公社)メセナ協議会が主催する「メセナアワード2016」において、「メセナ大賞」を受賞しました。

☆おめでとうございます☆
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毎年10月の2日間だけ開催される「工房からの風」に、20,000人以上の人が来場します。弊社はそのwebサイトを手伝って6年くらいになるのですが、毎年仕事を超えて、会場へいくことが楽しみでなりません。今回の受賞を聞いて、社内にある「歴代の工房たち」を並べて、改めて喜びを噛みしめました。

「あぁ、この器は随分迷って作家さんに相談して、選んだのよね~」

「このカップはコーヒーを飲む時用に買ったんだけど、サイズが丁度いいのよね」

「この作家さんは、織姫神社の奥にあって、あやうく見過ごすところだった!」

「この年は、天気が良くて木漏れ日がきれいでしたね~」とか・・・。

一つひとつに思い出が蘇ってきます。何故、そんなに「工房からの風」に惹かれるのか?語りだしたら、きりがないのですが、毎年「新しい」に出会えるから・・・、う~むやっぱり一言では言い表せない多様性と深さをもっているイベントだと思います。

出展されている作家さん達は、最低でも2年間は連続出展できませんので、毎年新しい出会いがあります。野外展なので木漏れ日を受けて陳列されている作品が、とても暖かい。直接作家さんとお話ができる。クラフト作品以外にも地元の食材を使用した食品やカフェが美味しい・・・など等。今年は初めてハーブティとケーキをいただき、その美味しさに驚いてしまいました。いろんな工夫が随所に潜んでいるので、宝探しのようにひとつ一つ発見していけるのも、工房の魅力の一つです。

北欧ブームの火付け役としても、各界から注目されている活動ですが、今回の受賞は、地域に根差したその草の根的活動が評価されての受賞と聞きました。企業が無償で情報誌を作成したり、イベントを提供する一方通行の文化活動とは異なります。運営する側も、参加する側も、消費する側も関わる人全部が活動の趣旨に共感して成り立っている文化活動だと思います。

↓メセナ協議会の選評ポイントは下記のとおりです↓

「日常に結びついた工芸に着目し、豊かな生活文化の醸成に寄与している。
新人作家の登竜門として機能するだけでなく、充実した支援により育成にも貢献している。」

メセナ協議会のリリースです。

ともすれば、私たちは忘れていないでしょうか?効率だけを求めてショッピングの楽しさや販売することの喜びを。世界に一つしかないものを、自分のものにできるうれしさを。作り手の作家さんから直接購入できるしあわせを。買い物をする時のわくわく感を。

これまで商業施設は、「地域密着」や「生活提案」という目標を掲げて進んできました。これらのメッセージは使われすぎて手垢がついた感さえあります。新しい変化を取り込みながら、いつまでも変化しない本質的なものを追究する。この当たり前のことを、粛々と、そして堂々と継続しているのが「工房からの風」の魅力です。

IT技術は、ショッピングの現場に嵐を巻き起こしています。情報の伝え方も消費の仕方も、生活者の意識さえも変化しています。そういう時代にショッピングセンターの1つのイベントが「社会貢献の一環として行う芸術文化支援」大賞を受賞した意義は、とても大きいと思います。この機会に工房から吹く「風」をじっくり感じてみたいですね。

まだ、知らない方も多いと思います。ぜひ、来年はお運びください。記念すべき第15回「工房からの風」へ。

※参考サイト
「工房からの風」公式サイト>>

●キュレーターの稲垣 早苗さんの受賞後のコメント>>

「#工房からの風」で投稿されているインスタ記事>>