ステイホーム-「一粒のどんぐりから」
遅々として進まない日常とは対象的に新緑の伸長が鮮やかですね。押し黙った街を一人歩いていると、テイカカズラの仄かな匂いにはっとしたりして、例年にはない街の匂いに新鮮さを覚えるコマースの鈴木です。
先日、「日本在来の懐かしい緑を、街へ。」を事業化している株式会社 ゴバイミドリ(5×緑)さんを訪ねて、「みどりのお勉強」をさせていただきました。ベランダフォレストと名付けられたテラスには、120種類以上の在来種が今を盛りにいきいきと成長しています。実物を観ながら、一つひとつの植物名や不思議な特徴を教えていただいて、豊かな時間を持ちました♪
「樹齢何百年を超える大樹だって、最初はひと粒のどんぐりだったんですよね」と5×緑の宮田さん。
昨年バズッた福岡アクロスプラザの森の話しや屋上緑化を可能にしたアクアソイルを選択した理由・・などなど話はつきません。また緑化活動に関わる人々の処世感や変化の捉え方のスパンや自在さ・・等、なにか大事なヒントが私たちの周りに溢れているんだなあ。
特に宮田さんから聴く「種の戦略」は面白くて、何度聞いても興味の尽きないお話。宮田さんに聞いてから、路傍の草花に一層の親近感を覚えるようになりました。この話を多くの方に聞いてもらう機会をいつか作りたいなあと思っています。
ゴールデンウィーク気候もよくて出かけるには最高の時期だけど、「ステイホーム」だって( ;∀;)
どこにも行けなくて退屈だなんて思ってたら、なが~い永い進化をたどってきた植物たちに笑われそうです。そもそも植物の起源って何億年前?地球ができた時には生息していたの?やっぱり海の中から生まれてきたのかなあ・・、5×緑さんへの訪問以来、コロナ禍で気づかされた爽やかな興奮。「植物の起源と進化」について、こういう機会に勉強して過ごしてみようかな♪ 皆さんも感染予防に十分気を付けてGWお過ごしください。